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 俺は、目をつむって、


「……そうかも、な」


 と、ゆっくりと返した。


 この異世界の魔法に関する知識は皆無(かいむ)に等しい、まったく(くわ)しくない。


 ありていに言って、俺のいた世界の剣と魔法のRPG(アールピージー)の世界やアニメや漫画に出てくる魔法の知識しかない。


 少しばかりかじった程度いやそれすらもあやしい、ふわっとした知識だ。

 

 そんな俺から見ても、さきほどの召喚の魔方陣は、並みのものではないことは、わかった。


 その大きさや大仰(おおぎょう)雰囲気(ふんいき)から察するに、少なくとも相当のレベルのものであることは間違いないだろう、そういうふうに何となくわかった。


 イフの言葉どおりなのだろう。


 さきほどの魔方陣は、相当のレベルのものだ。


 そして、その魔方陣は、相当の魔力や魔法の技術がなければ作ることができないということだ。


 すなわち、術者は相当の手練(てだ)れである可能性が高い。


(……くっ)


 俺は、心中うめいた。


 何ということだろうか。


 スライムとの戦闘の後に魔法を操る手練れとの戦闘、両者の(あいだ)露骨(ろこつ)なまでの差がありすぎではないだろうか。


 あれである、RPG(アールピージー)で言えば、低レベルの敵しか出現しないはずのエリアなのに、製作者側の設定ミスで、高レベルの敵が出現してしまうようなものではないだろうか。


 そんなことを考えながらも、俺は、


(ぎゃあああああああああああああああああああああ……っ!)


 心の中では悲鳴をあげていた。

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