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「……ふっ」


 人はまったくして同じ(あやま)ちを繰り返すものである。


 実際、俺は同じ(てつ)を踏んでしまっていた。


 この戦闘で移動技"風駆(エア・アクセル)"で今と同じように跳躍した時の事態自体を、コピー&ペーストつまるところコピペしているような有様(ありさま)だ。


 ありていに言ってしまえば、俺は、まずいすなわちやばい状態になっているのである。


 説明しよう。 


(ぎゃあああああああああああああああああああああ……っ!)


 俺は、イフに言葉を返しながら、心の中で叫び続けていた。


 ストレートに言うと、やせ我慢をしていた。


 このやせ我慢は、この戦闘では、二度目だ。


 そう、着地である。


 かなりの勢いをつけて、着地したからだろう。


 足全体が、ばしばし悲鳴を上げていた。


 普通は、骨折どころでは済まない高さからの降下である。


 俺のいた世界の普通の一戸建ての家の二階のベランダからだって、飛び降りることにためらうすなわち躊躇(ちゅうちょ)する、当たり前だ。


 ましてや、デエカの木の高さは、ベランダの高さなどゆうに超えている。


 相当高い所まで跳躍して、相当高い所から降下したのだ、相当足にくるに決まっている。

 

(ぎゃあああああああああああああああああああああ……っ!)


 イフはと言えば、小さな赤い光が発生していた百メートルすなわち百ルトーメほど先の木のほうを見ていた。


 どんよりと土煙(つちけむり)が立ち込める中、術者の影がぼんやりと見えてきた。

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