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 ここからは、落下していくばかりである。


 ジェットコースターで言えば、一番高いところから急降下していくようなあんばいだろう。


「ふわぁぁぁ……っ!」


 はじめてジェットコースターに乗った子供のようなとまどいの声のイフである。


 俺は、剣の重さを感じながら、両手でしっかりと握りしめた。


 エクスカリパーの(つか)が、じんわりと汗にぬれた。


 刹那、刃に、俺の顔と夕闇と雲と森とが映りこんでいた。


「……ただ激しき一陣の風の剣となり……」


 俺の手に、不可視の剣が創り出されていった。


 言うなれば、巨大な風の剣である。


(……)


 俺のいた世界で、人気のロボットアニメシリーズがある。


 飛行機や列車からロボットに変形するのだが、そのギミックが男心をくすぐる、名作シリーズだ。


 三十分枠のアニメである。


 毎話二十分あたりから主人公機の剣から繰り出されるお決まりの必殺技も、えも言われぬ格好良さなのだ。


 小さい頃に自宅の和室で、その必殺技を真似て叫んでいたところを妹に見つかって、あああともだえたことは黒歴史であるし、ここでは割愛(かつあい)でいいだろう。


 OP(オープニング)では、主人公機のあるボーズがお約束である。


 仁王立(におうだ)ちのごとく両脚をしっかりとがっと地に着けた主人公機が、ぐんっと剣を構える、そんな何とも(さま)になっているボーズだ。


 剣が画面前面に押し出されて強調されていて、抜群(ばつぐん)の格好よさなのだ。


 そのお約束のボーズは、アニメ制作会社の名前を(かん)して、云々(うんぬんだ)ちと呼ばれていた。

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