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「はい……」
急にしおらしい返事が返ってきて、俺は、
「……おおっ!」
と、感嘆の声をあげかけたのだが、
「オチついていますよ」
イフが、さらりと言った。
「イフぅぅぅぅっ!」
再びツッコんだ俺である。
「オチ……ついていますよ?」
俺は、まくしたてるように、
「何で二度言うのっ? 何で微妙に気どった口調なの? 何で疑問形? そもそも、今のやり取りのどこにオチがついてるのっ? オチなんかどこにもないよねっ?」
「じゃあ、オラついています」
「イフぅぅぅぅっ!」
さらにツッコんだ俺である。
「オラついてどうするのおっ? 確かに一文字違いだけどさあっ!」
「お家ついています」
「もう無理やり寄せることしか考えていないよねぇっ!」
駄目である、まったく落ちついていない。
動揺度マックスにほかならない。
RPGの世界で言えば、混乱の魔法をかけられて、バッドステータスになっているようなものである。





