表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

515/4635

4-302

 格闘ゲームでは、フレームという考え方が非常に重要である。


 60フレームは1秒で、秒を60分割するのが標準的仕様だ。


 技のモーションやヒット時やガード時の有利及び不利など、様々な場面で、フレームの概念が重要になってくるが、ここでは割愛(かつあい)したい。


 技のコマンド入力のみに着目する。


 レバーが一定のフレーム内に入力された後にさらに一定のフレーム内にボタンが押されればコマンドとして成立する。


 当然、入力内容が長ければ長いほど複雑であれば複雑であるほど、必要とされるフレーム数は多くなり、それは必然的に技が出るまでの時間に直結する。


「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」


 俺は、両手に熱を感じた、力が蓄積されていくような感覚である。


 この技を使うのは、二度目だ。


 やはり、コマンドが長いとその分、入力までと技の発動までに時間がかかるのかもしれなかった。


 コマンドの入力が、完了した。


 自身の周りの大気が、震えているのがわかった。


「このプレッシャーは……まさかっ?」


 イフが、俺の技の正体を察したのか、目を見開いた。


 イフの白銀の髪が、ばさばさと揺れていた。


「そは威風(いふう)にして流麗(りゅうれい)……そは突風にして(つるぎ)……」


 俺は、言葉を自然と紡いでいた。


 勝手に台詞が口をついて出てくるのである。


「……やっぱり! 高位詠唱魔法……!」


 イフが、声をあげた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42bpk4s771sz1iupmgjda531438n_aix_5k_8c_2
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ