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弓を装備している人物もいる。
ものものしい。
街の住人とは一線を画する恰好のグループである。
そのようにして、憲兵たちが、守りを固めている。
イフとはじめて出会った時の騒動で、最終的にその場をおさめてくれた存在である。
俺の知っている憲兵の知識は、以下のようである。
憲兵は、王国や帝国、あるいは大公家などの統治者に直属し、街の治安維持を専門に担う武装組織である。
城門や市場、街の巡回を日常任務としている。
盗賊や暴徒の取り締まり、夜間外出の監視、要人警護などを行う。
一般の衛兵は、城や特定施設の警備を担当する。
これに対して、憲兵は都市全体を管轄して、軍事力と警察権をあわせ持つ点に特徴がある。
秩序の象徴として、住民に安心を与える存在である。
以上のような感じだ。
この知識は、あながち間違ってもいないだろう。
そのような憲兵たちが、壁に向かって、隊列をなしている。
(……)
そのような憲兵たちの近くに、別の集団が待機していた。
憲兵のような整然とした隊列をなしてはいない。
服装も、憲兵のような制服ではなく、ばらばらである。
だが、全員が、なにかしらの武器を携えていた。





