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黒紫のツインテールがしゃらりと揺れた。
華奢な脚を組みなおしたラテュレである。
その所作は、流れるようで自然だった。
さまにはなっている。
だが、しっくりとこなかった。
ラテュレは、美少女である。
長い紫髪のツインテールは、さらさらでつややかだ。
それと、意志の強そうなツリ目が、目を引く。
しかし、だ。
その見た目は、まだあどけなさが抜けない。
だから、文字通りの美女ではなくて美少女、である。
そんなラテュレが脚を組みなおす仕草は、どことなくしっくりこなかった。
どことなく似合っていない。
どことなくちぐはぐなのだ。
ただ、それについては、ただ今は割愛である。
パリーピは、
「条件があったんじゃないのかね?」
と、ゲイナーに聞いた。
さもありなん、かもしれない。
パリーピの問いは的を射ているように思えた。





