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パリーピは、ゲイナーが闇取引に関わっていると、言っていたのだ。
ゲイナーは、それを表立って肯定してはない。
イエスとかはいとか、そういう肯定の言葉はない。
だが、そのように肯定してこそはいないものの、大っぴらに話をしている。
言っていれば、間接的な肯定である。
肯定はしていないが肯定している。
表現に矛盾ははらんでいるものの、実質的には肯定というわけである。
例えば、
「楽しみに取っておいた冷蔵庫のプリン……」
「……ん?」
などとはじまって、
「お前が食べたんやろっ?」
などと詰め寄られて、
「そういう可能性もあるかもしれんな」
などと返して、
「旨かった」
「ぎゃおおおおおおおおおおおおんっ!」
などとなるようなものである。
イエスとかはいとか、そういう肯定の言葉はない。
だが、そのように肯定してこそはいないものの、大っぴらにプリンは旨いと話をしている。





