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クエストを開始する際には、ゲイナーの邸宅を訪れて、話もしている。
実際に面と向かって話をした感じは、落ち着いた感じの男性である。
年齢は、四十代くらいだろう。
紳士然としたスーツ姿で、終始落ち着いた物腰だった。
ただ今に面と向かっているゲイナーの印象も、その時とは変わっていない。
この部屋にいるのは、八名である。
俺、九重空。
パーティーメンバーである、イフ。
知り合いの、ラテュレ。
一旦行動を共にしている、サード。
冒険者ギルドの受付嬢、マーシャル。
子猫を預かってくれていた、パリーピ。
パリーピの使用人、ロウナ。
クエストの依頼人、ゲイナー。
以上の八名だ。
ここにいたって、役者が揃った感があった。
そうして、俺は、
(……さて)
と、心中軽く息をついていた。
これは、安堵のため息ではない。





