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2-7

「お前、クビな」


 クビとは、馘首(かくしゅ)のことだ。


 ギネス記録に申請したくなるような、光の速さで、俺は、武器屋の仕事をクビになった。


 以下、その経緯である。




「ここだな」


 俺は、武器屋の前に、立っていた。


 サングラスをかけたウサギが刀を構えているという、インパクトは抜群なものの若干シュールなモチーフの看板が目立つ、武器屋だ。


 ちょうど開店の準備をしているようだ。


 俺は、緊張しながら、一歩進んだ。


「ごめんください」


 と、俺は、言って、店の中に入ると、髭面(ひげづら)強面(こわもて)の親父が、ぎょろりとした目で、俺を見た。


「何だ、お前は。まだ、開店準備中だぞ。何か欲しいなら、もうちょっと待っとけ」


 声も、渋いのだが、威圧的である。


「買物ではないんです。俺は、こういう者です」


「あ?」


 俺は、武器屋の親父に、宿屋の銀月亭(ぎんつきてい)の主人からの紹介状を、手渡した。


 武器屋の親父は、ぶっきらぼうな調子で、文面を見ていたが、読み終わると、俺に向き直って、


「なるほどな。うちで働きたいってか」


「はい。お願いします」


 と、俺は、丁寧に、言った。

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