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 ロッドが勝手にぐるぐると回っているのだ。


 ぐるぐる回った。


 だが、すぐに止まった。


 この(エル)字棒が子猫の首輪に込められた微弱な魔力を感知してその所在を示してくれるものだ。


 まるで、GPSである。


 ネットで漁った程度の知識だが、GPSは、現在位置を知るシステムである。


 GPSは、グローバル・ポジショニング・システムの略称である。


 具体的には、衛星を用いたシステムである。


 ポジショニングという言葉から連想されるように、位置に関するシステムだ。


 上空にある数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け取り、受信者が自身の現在位置を知ることができるのだ。


 俺のいた世界にあっては、ほとんど全ての携帯電話やスマートフォンにGPSが搭載されていた。


 地図情報などをサーバ側にもつことにより、詳細な最新の地図の提供が可能になったりする。


 もっとも、この異世界と俺のいた世界とでは、文明が異なる。


 役割が似ていても、その原理は別物だろう。


 原理はわからない。


 ミリもわからない。


 だが、推測するに、首輪に込められた魔力がGPSの役割を果たすということなのかもしれない。


 そして、その位置を具体的に把握するための媒体が、この(エル)字棒ということなのだろう。


 その対象は目の前にいる。


 言わずもがな、サードである。

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