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「謝れ? 全国で一生懸命働いているおじさんの方々に謝れ?」
「どんだけピンポイントなシチュエーションなんだよっ!」
「そうですよ、ラテュレさん」
「さすがに失礼です」
「そうだよな」
「……よくよく見なくても、微妙じゃないですか」
「はっきり言って……なんだかダサいです」
「おい……」
「……」
「どちらかと言えば、それって……」
「『この二挺拳銃の真の力はこんなものじゃない。最終形態……連結レールガン、見せてやるよ……!』とかつぶやいちゃって、仕事の合間の午後の休息時間に人目につかない場所でポーズなんかとっちゃっているサラリーマンのおじさん(四十代)みたいです……」
「謝ろ? 全国で一生懸命働いているおじさんの方々に謝ろ?」
「どうしてさっきよりもシチュエーション設定が凝ってるんだよっ!」
「……そうね。悪かったわ」
「言動が軽率だったわ……」
「おじさん(四十四歳)、に改めるわ」
「年齢設定の問題じゃないんだなあっ!」
「わかったわ」
「彼女募集中の一人暮らしのおじさん(四十四歳)、でいいわ」
「それ以外の設定の問題でもないんだなあっ!」





