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イフは、
「……」
と、緊張した面持ちのまま、俺を見ていた。
サードは、怪訝そうな顔をしていた。
なにを言っているんだくらいの微妙な顔だった。
俺は、心中密かにそれなとその反応に同意せざるをえなかった。
言っている俺本人からして、俺のいた世界のとある格闘家の名言、
「お前はなにを言っているんだ」
などと、言わざるをえない状態だからである。
しかし、言わざるをえない。
俺は、そのまま、
「その名は、ビルドストライクレールランチャーカノン……」
と、続けていた。
ビルドストライクレールランチャーカノンである。
怒涛のネーミングである。
なんだか、俺のいた世界の某名作ロボットアニメにも出てきそうな武装名である。
ちなみに、俺自身、わかっていない。
なにがビルドされてどんなストライクでそんなレールでなんのランチャーのカノンなのか、よくわかっていない。
見当もつかない。
皆目だ。





