表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

269/4637

4-56

「……イフは、エスパーなの?」


「私は、ソラのパーティーのパートナーですから」


 イフの返答は、自信たっぷりだった。


「あと、一人でにやけていたわけじゃないぞ、どやっていただけだ」


「それは、できればやめてください」


 イフの返事は、冷たかった。


 イフは、改めてといった感じで、


「ソラ。おはようございます」


 と、礼儀正しく言った。


「そこからはじめるのか?」


 と、俺は、聞いた。


「はい。一日のはじまりは挨拶からです」


 何とも生真面目なことだが、間違っていることではない。


 俺を含めて大多数の者が面倒くさくて適当な理由をつけて省いていることを、イフは生真面目に(おこな)っているだけなのだ。


「イフ。おはよう」


 と、俺も、挨拶を返した。


「今日もよろしくお願いします」


「こっちこそよろしくな。クエスト、頑張ろうぜ」


「もちろんです」


 イフは、ぐっとガッツポーズを取った。


「じゃあ、受付に申請に行くぞ」


 俺とイフは、受付まで行くと、はたして顔なじみになったマーシャルがいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42bpk4s771sz1iupmgjda531438n_aix_5k_8c_2
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ