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3-94

「なるほどなるほど。言い返してくるかと思ったが、一応の我慢強さはあるのかな?」


 そう言いながら、頷いた男性はイフに笑いかけた。


「彼が、イフが選んだパーティーのメンバーだということだけれどもね」


「……何でしょうか?」


 イフは、堅い調子で返した。


 男性は俺を値踏みするように一瞥(いちべつ)した。


 ふうんと鼻をならした男性は、肩をすくめながら苦笑した。


「あまり頼りにはならなさそうだねえ」


 と、男性は、ゆっくりと言った。


「そんなことはありません! ソラは、立派な……」


 イフが話しているのを、男性は困ったようにほほ笑みながら、片手で制した。


「メンバーも選べないようじゃあ、君は、やはり冒険者には向いていないんじゃないのかな?」


「それは……」


 男性が、たたみかけるように、イフの言葉をさえぎった。 


「いい加減、会長を困らせるようなことはやめたほうがいい」


「何なんだ、あんた?」


 男の一方的な態度に、俺は我慢できずそう言った。


 俺のことが言われるのは、構わない。


 ただ、イフのことを悪く言われることには、俺は我慢がならなかった。


 詳しい事情はわからないが、男性の態度はどうにも身勝手すぎるように思えた。

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