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1-12

 有期契約の期間は、百日間だと、告げられた。


 当然、気になってくるのは、契約期間が切れた、その後である。


「百日間の有期契約の後は……どうなる?」


 と、俺は、恐る恐る、エストに、聞いてみた。


 エストは、何を当たり前のことを聞くのだというような顔をして、俺の目を見て、


「それで、終わりです」


 と、言った。


 すました顔である。


 ほんの数秒の沈黙が、訪れた。


「……は?」


 俺の表情は、こわばっていた。


 嫌な予感とは、よく当たるものだ。


「あの……それで、終わりって、どういうこと?」


「百日間で終わりということです。存在契約期間が満了となるので、その先は、ありません。その時点で、この世界におけるあなたという存在が、終わりになります。終わりと言っても、綺麗に消滅するだけですから、痛みなどはありません。でも、すでに一度、むこうの世界でも終わりになっているのですから、特に、問題ないですよね」


「問題あるよね。今、さらっと言ってくれたけれども、結構問題あると、思う」


 前言撤回というか、第一印象撤回だ。


 掛け値なしの美少女で、ミス何某とかの美少女コンテストやグランプリに、出場していてもおかしくない容姿から、すごいおしとやかで清楚なお嬢様然とした人物像を、抱いていたんだが、何だか、雲行きが怪しくなってきたような気がする。


(結構、すました顔で、毒を吐くな)


「……鬼畜女神だとか、思っていませんか?」


 この女神は、心が、読めるのだろうか。

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