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クエストの受付に焦点をしぼって、考えてみよう。
パーティー内のメンバーの最高階級によって、クエストの受付の制限がかかるようである。
例えば、あるパーティーがC級の冒険者を擁する場合には、そのレベルまでのクエストは受け付けてもらえるようになる。
このケースの時、同じパーティー内にF級の冒険者がいる場合は、彼もしくは彼女にとっては、C級の実力が必要とされるクエストは厳しいものになるだろう。
もっと極端に考えれば、A級冒険者とF級冒険者の二人組のパーティーの場合、A級のクエストの受付の申請ができるということだ。
STGで言えば、一週目の一面か二面でゲームオーバーになりかねないプレイヤーが、いきなり二百五十六週目に挑戦するようなようなものだ。
俺だったら、クリアできる自信はまったくない、無理ゲーそのものである。
(まあ、その辺は、互いに補完しあってこそのパーティーだろうという考え方もあるだろうけどな)
と、俺は、思った。
いずれにしても、今の俺とイフにはあまり関係のない話だ。
マーシャルが言うように、俺たちは、急づくりのルーキー同士のパーティーである。
即席パーティーであって、カップ麺で言えば、お湯を入れてきっと三分もたっていないぐらいの即席ぶりである。
イフと俺のような低級階級の者どうしのパーティーならば、分不相応なクエストは受けることがそもそも不可能になる。
無謀な危険を未然に回避できるし、スピードを度外視すれば、足並み揃えての成長が望めそうだ。
階級がちぐはぐすぎるパーティーでは、受けるクエストにもムラができるだろう。
(自由度が高いといえなくもないけどな……)
極端にクエストの難易度が低かったり高かったりでは、達成率も悪いだろうし、費用対効果も芳しくないだろう。
いわゆるコスパが悪い状態だ。
色々と考えてみたが、隣の家の芝生の色ばかり気にしていてもしかたがない。
俺たちは、俺たちだ。





