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3-22

 クエストの受付に焦点をしぼって、考えてみよう。


 パーティー内のメンバーの最高階級(ランク)によって、クエストの受付の制限がかかるようである。


 例えば、あるパーティーがC級の冒険者を擁する場合には、そのレベルまでのクエストは受け付けてもらえるようになる。


 このケースの時、同じパーティー内にF級の冒険者がいる場合は、彼もしくは彼女にとっては、C級の実力が必要とされるクエストは厳しいものになるだろう。


 もっと極端に考えれば、A級冒険者とF級冒険者の二人組のパーティーの場合、A級のクエストの受付の申請ができるということだ。


 STG(シューティングゲーム)で言えば、一週目の一面か二面でゲームオーバーになりかねないプレイヤーが、いきなり二百五十六週目に挑戦するようなようなものだ。


 俺だったら、クリアできる自信はまったくない、無理ゲーそのものである。


(まあ、その辺は、互いに補完しあってこそのパーティーだろうという考え方もあるだろうけどな)


 と、俺は、思った。


 いずれにしても、今の俺とイフにはあまり関係のない話だ。


 マーシャルが言うように、俺たちは、急づくりのルーキー同士のパーティーである。


 即席パーティーであって、カップ麺で言えば、お湯を入れてきっと三分もたっていないぐらいの即席ぶりである。


 イフと俺のような低級階級(ランク)の者どうしのパーティーならば、分不相応なクエストは受けることがそもそも不可能になる。


 無謀な危険を未然に回避できるし、スピードを度外視(どがいし)すれば、足並み揃えての成長が望めそうだ。


 階級(ランク)がちぐはぐすぎるパーティーでは、受けるクエストにもムラができるだろう。


(自由度が高いといえなくもないけどな……)


 極端にクエストの難易度が低かったり高かったりでは、達成率も悪いだろうし、費用対効果も(かんば)しくないだろう。


 いわゆるコスパが悪い状態だ。


 色々と考えてみたが、隣の家の芝生の色ばかり気にしていてもしかたがない。


 俺たちは、俺たちだ。

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