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そのなな 夏休み弐

今回は、少し時雨君がかわいそうです。


・・・・・今日は焔さん以外から電話が掛かってきた。


「えーっと、思いだした!この声はなんとか 舞さんだ!」


前、保険室で僕を襲うとした罪人天使だ。(あの時はかなりやばかった。)なぜ、僕の電話番号を知ってるのだろう。・・・・犯人は多分生徒会長だろう。


「あはは、なんとかか、・・・・私なんてそんなものかな?」


電話の向こうから寂しそうな声が・・・・。

「ごめん!だってまだ一度しか会ってないしさ!」


・・・・だっては言い訳だ。


電話の向こうから含み笑いが・・・。


「ありがとう。ふふっ。じゃあ、町に行きましょ。時間は10分後ね!」


「あ、ちょっと待って!誰から僕の電話番号聞いたの?」


「え、生徒会長が教えてくれました。」


やはり犯人は生徒会長か・・・・。許さん!


「ありがとうございます。じゃあまたあとで。」


電話をきったあと、生徒会長に苦情の電話をかける。


「・・・・はいっ!ただいま生徒会長様は電話にでれません!ぴーってな・・」

がちゃ!ツーツー。


・・・なんだ?今の?


時間がないので準備をすることにし、宝を今度こそ隠す。


(よし、間違いない。今度こそ大丈夫。)


「ちょっと、行ってくるね。」


蕾はいないので、美奈さんだけに言う。執事さんは夏休みの休暇をとり、今はいない。


「はい、行ってらっしゃいませ!ご主人様!」


・・・・まただ、あれが美奈さんにばれてからずっとこの調子だ。僕を名前で呼ばなくなってしまった。


「あの〜、美奈さん?名前で呼んでいいですよ?」


「え、だって。時雨様はこうして呼ばれたら嬉しいと思って。」


・・・・くっ、確かに嬉しいけどそういわれる度に蕾の冷たい視線が僕を突き刺すんだ。


蕾と約束して、彼女はかなり甘えるようになった。夜中はいつも枕を持って僕のベットで寝ている。更にトイレに行く時も僕を起こす。

まぁ、これはどうでもいいかな?


「お願いします。呼び捨てでいいので名前で呼んでください。」


頷く美奈さん。彼女も何となく甘える時がある。


「わかりました。私は嬉しいんです。」


・・・聞くのが恐い。


「えーと、何がですか?」

「だって、時雨様の秘密の本には私みたいな・・・」

「わーっ、やめて。やめて!」


急いで家を飛び出し現実逃避する僕。

いなくなった時雨の部屋に忍び込み物色を始めるメイドさん。


彼はそんな事を忘れ、待ち合わせ場所にきていた。

・・・・あ、しまった。部屋にカギかけるの忘れた・・・。


「時雨君!久しぶり!」


なんたら 舞さん(名字を忘れてしまったままだ。)

「あ、どうも。舞さん」


「嬉しいな!本当に来てくれるなんて。」


その後は二人でデートをし、楽しんだ。しかし家に帰ってからが大変だった。

・・・・やはり、荒らされたか・・・。


一見、綺麗に部屋がなっているだけだが、隠していた宝物が全て無くなっていた。


「はぁ〜〜〜。」


溜息を出していると後ろから、


「時雨様。」


と、誰かによばれた。美奈さんではないようだ。


廊下には執事さんがいた。


あの〜〜〜、休んでいたのではないんですか?


心の中で問い掛ける。


「実は美奈さんが時雨様にいたずらしていると聞いたから帰ってきました。」

この人相手では何を考えても無駄なので、あきらめよう。


「あのですね、確かにされましたが僕が悪いからです。」


執事さんの目は僕を見極めるように見ている。


「・・・おやさしいですな。時雨様は。」


いや〜〜ありがとうございます。


「しかし、優し過ぎますね。今回は時雨様に免じて彼女には何もしません。」


よかった。・・・あ、そうだ。まえ、冥土さんと言ったけどあれはどういう意味なんでしょうか?

首を縦に動かし、


「魔界に仕える物の事です。ちなみに力の強い者に仕える事は魔界では大事な事です。」


・・・・あのーっ、僕は罪人天使ですが一応天使です。


「実は貴方は悪魔なのですよ。」


・・・・へぇーそれは知らなかった。


「しかも、かなり強い力を感じます。しかし、貴方は天使と契約し、天使になってしまいました。だから、完璧な天使になる事が出来ず罪人天使になってしまったのです。」

あ、そうなんだ!しらなかったなー。・・・・へ、僕が悪魔?


「はい、その通り、です。」


ま、それより聞きたい事があるんですが、


「なんでしょう?」


パンドラの箱とやらを開けたらどうなるんですか?

「えーと、」


初めて口ごもった!そんなに凄い事なのか?


「時雨様が後、一年以内に誰かと契約しないと、」


しないと、どうなるんですか?


「・・・・正直にいってよろしいですか?」

・・・・できれば小さな声でお願いします。なんか恐いから。


「襲うのです。人を。」


はぁ、よく意味がわからないんですが?


「正確に言いますと、・・・・女の子をだけ、襲います。」


・・・・う、うそだーー。いやだーーーまだ犯罪者になりたくない!


「だ、大丈夫です。時雨様がそんなになりましたら、私が消してあげます。」


そりゃ、ありがとうございます。


「それに、必ずそうなるとはおもいません。」


そ、そうですね!

廊下から美奈さんがやってきて僕を連れ去った。


執事さんもびっくりしている。


・・・・そして、今僕は美奈さんが使っている部屋に監禁された。


「時雨様!友人に頼んでいた物が来ましたので使わせてもらいます!」


手に持っている注射器には不思議な液体が・・・。

「ちょっ、まって。なんですか!それ!」


「自白剤です!」


有無言わさず僕の首に注入!・・・なぜ、僕がこんな目に合うんだろう?

「・・・そろそろ良いでしょう。では始めますか!」


・・・・何をでしょうか?


「時雨様!貴方は部屋にムフフな本を隠してますね?」


く、しまった!ヤバイ口がかってに!自白剤じゃないだろうこれ!


「い、イエス。」


ああっ、喋っちゃった。

「・・・かなり、凄いですね!この薬。じゃあ第二問!メイド系の本が大好き?」


な、なんて質問だ!答えるはずができない!く、口が勝手に!


「い、イエス。」

はしゃぎまくりのメイドさん。


「やったー、じゃ、時間が無いので最後。年上系が好きである?」


ぼ、僕はだいっきらいだー!


「イエス!」


・・・・。ゴメンなさい。嘘ついてたみたいです。


メイドは僕に抱き着き去っていった。そして執事さんが僕を助けてくれた。


「・・・すいません。時雨様。」


だ、大丈夫です。メイドがいいっていったのは僕です。


それから、やるせない気分ねるまでニコニコ顔の美奈さんを眺めている僕であった。

ベットに転がり、泣いてる僕。すると、いつもより早く蕾がやってきた。涙はみせまいと反対のほうに顔を向ける僕。


「・・・ゴメンね!兄様。」


直後、首筋に注射の感覚が・・・・。


「さっき、廊下でひろったんだ。兄様に聞きたい事あるし。」


汗だくだく!心臓ばくばく。しかし、なぜ蕾が自白剤なんてしっているだ?


「第一問!兄様は私と寝るのがいやだ?」


・・・・よかった。美奈さんに比べればマシだ。


僕は蕾を甘く見ていた・・・・・。

「のうー。」


ほっとする蕾。


「じゃあ、第二問!兄様は妹系が好き?」


あ、なんかおかしくなってきた。


「イエス。」


「・・・そうだったんだ。」


あ〜恥ずかしい。何言ってんだ僕は?


「三問目!すでに二回目の契約をだれかとしている?」


「のうー」


「じゃあ、」


そうして、朝方近くまで僕は質問攻めにあっていた。だが、流石にヤバイと思う質問には答えないように努力してみた。


自分に剣を刺したりしたが蕾にとめられた。

「最後に、私が妹で嬉しいと思っている?」


ああ、最後は普通だ。


「イエス。」


しかし、これで質問は終わらなかった。


「・・・・時雨はエッチである。」


だ、誰だ!母さん?何故?


「い、」


や、やばい!何とかしないと!


「いーえ!」


勝った!やった!やった!


そのまま僕は眠ってしまい、その日の昼に起床。

少し真面目な事件に遭遇することになる。

えーっとまず始めにありがとうございます。ちょっと時雨君がかわいそうですが次回への伏線ということで・・・・。いつものようにイマイチな文ですが、次回またかけたらよろしくおねがいします。・・・・・・最後に出来たら評価してくれたら嬉しいです。

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