そのよん 子守の天使
今回はまぁ、なんとなくほのぼの?です。
・・・・・ん?
時雨が小さな悪魔を保護?した後、家に帰りみんなに話した。その日は蕾と一緒に寝る事になっていた。
・・・・・んんっ?
朝、目が覚めると隣に少女が寝ていた・・。
・・・なぜ、ここにいるんだ?昨日は蕾の部屋で寝ていたと思ったんだけど。
さすがにまた寝る事は出来ないのでそのまま起床。
部屋で身体を動かして今後の事を考える。
「どうしたもんかな。」
生徒会長に身柄を引き渡すと多分良からぬ事が起きるだろう。じゃあ、どうするか。
「なに、迷ってんだ。今はまだここに住まわせるべきだろう。」
そうだね、そうしよう。・・・・・誰?
昨日は肩にいなかった天使がまた乗っていた。
「昨日なんでいなかったの?大変だったんだよ。」
「すまん。実はあの執事の手伝いをしていたんだ。昨日の夜遅くに帰って来た。」 「え、あの人にも君が見えるの?」
「ああ、そうみたいだ。しかし別に気にする事じゃないだろ。今日もまた手伝いだからまた別行動だ。」
「うん、わかった。」
扉が叩かれる。
「時雨様!朝ごはんですよ!早く起きてください。」
・・・・あの執事さんみたいに落ち着いてない。誰だ・・・・まさか・・・・・・。
「返事がありませんね!じゃ、開けますよ!」
く、やばい。なんか嫌な予感がする。ここは早くでなければ!
「い、今起きたよ。」
「ちぇっ、起きちゃったか。色々しようと思ってたんだけどな。」
・・・なんて危ない人だ。早く扉を開けなければ。
ガチャ。
「おはようございます!
時雨さまっ!」
く、やはりやってしまったか執事さんよ。・・・・・・あんな事考えなければよかった。
そこにいたのはメイドさんだった。
「さて、先に行っててください!私は蕾様とあのコアクマさんを起こしてきます!」
そういうと廊下を駆けて行ったメイドさんだった。
途中で執事さんにあった。
「おはようございます、時雨様。どうでしたか?」
・・・あのメイドさんですか?
「さようでございます。・・・正確に申しますと冥土ですがね。」
「それはどういう意味ですか?」
尋ねてみるが、
「答えたいのですが、時間がまたなくなってしまいます。その話はまた今度でお願いします。」
たしかにまた昨日と同じになってしまう。一礼し、朝食を食べに行くことにした。
「あ、兄様!おはよう。」
食卓で蕾に会い、挨拶。
「ああ、おはよう。蕾。」
そして、朝の事を聞いてみる。
「実は朝起きたらあの子が僕の隣にいたんだ。なんでだと思う?」
直後固まる蕾。
「おーい、大丈夫か?」
しょうがないので先に朝食を食べる事にした。
「うん、美味しいや。味が変わってるけどメイドさんが作ったのかな?」
そんな事をしゃべりながら一人で食べていると先客がいることに気がついた。
「ああ、おはよう。」
そこに少女が座って朝食を食べていた。
首を縦に動かした。多分返事のつもりだろう。
朝食を食べ終わり制服に着替える。いつもよりかなり早い時間だ。これなら歩いて学校に行っても大丈夫かな?
「行ってきます!あの子を頼みましたよ。メイドさん。」
廊下でまた会ったメイドさんに頼む。
「はい!分かりました!えーっと後名前で呼んでくれませんか?」
「はぁ、わかりました。」
「ありがとうございます。時雨様。私の名前は美奈と申します。」
「いい名前ですね。」
「いえっ、そんな!時雨様にいってもらうなんて、恐縮です。」
「じゃあ、行ってきますね。」
「ハイ、いってらっしゃいませ。」
外に出ると暑かった。まだ朝なのに。普段リムジンなんて乗ってるから悪いんだな。
そんな事を考えながら歩いているとお爺さんにであった。そのお爺さんは片手に地図を持ってキョロキョロしている。
「あのーっ。どうしたんですか?」
自分から声をかける。話し掛けた時何か違和感を感じたが気のせいかな?
「ああ、実はな坊主。わしの孫が学校から電話してきてな。忘れ物をしたそうじゃ、だから学校を探しているんじゃ。お前さんもあの学校じゃろ。できれば学校に案内してくれんか?」
人助けは僕はいい事だと思うのでお爺さんを案内する事にした。
「分かりました。僕についてきてください。」
お爺さんは微笑みながら御礼を言ってくれた。ついでに荷物も持ってあげる事にした。その時、
「おぬし、ある意味かわいそうにのう女難の相が出とる。それに・・・・いや、気にせんでいい。爺のたわごとじゃ。」
学校へのみちのりを世間話などしながら歩き、学校に到着。
「すまんのう。坊主。最後に頼みたい事があるんだが、理事長室はどこじゃ?」
お爺さんの最後の頼みを聞き校門で別れた。
「さらばじゃ!坊主。楽しみにしてろよ。」
・・・・何をだろう?後、帰るときは気をつけてくださいと言いそびれたな。
・・・・本当に最後のお願いにならないといいんだが。
廊下では誰にも会わず、教室に入る。またなにか突っ込んで来ないか心配したけどなにもこなかった。・・・まだ亜美さんは来ていないようだがクラスのみんなは結構来ていて、僕をギョッとした顔で見た後ひそひそと話始めた。
僕が何かしただろうか?
席につこうと歩き始めた時、後ろのドアが開いた。もとい、スライドした。
「あ、時雨君おはよう!」
亜美さんが入って来た。
「時雨君、背中に何かついてるよ。」
背中?何がついてるんだろう?
「ん、んんっなんであの子が背中にへばりついてんだ?」
そこにはあの悪魔の少女が僕の背中に蝉のようにくっついて寝ていた。
「悪いけど、亜美さんこの子剥がしてくれないかな?」
「・・・わかったわ。時雨君。そんな寄生虫のような小娘は私が、私が断罪してあげる!」
「え、なんだって!」
断罪=消える。
「ち、ちょっと何言ってるの!」
『我、罪を背負いし邪悪なる物を断つもの』
「なに、天使化を始めた!みんながいるのに!」
急いで教室から脱出。廊下を飛ぶように走る。
「待て、コラー!」
後ろを天使が追い掛けてきた・・・・。
その頃、教室では。
「ねー、神さん。あの転校生モテるね!』
「ふんっ。所詮ダメ男よ。なんであんなのがいいのかしら?」
「でも、優しいしさぁー!あ、お爺さんが来たみたいだよ。忘れ物届けに来たみたいだよ。」
「おーい!朝美やー。」
「あ、おじいちゃん学校までの道わかった?」
「いや、さっき走りさった坊主が教えてくれたんじゃ。まさか同じクラスとはしらなかったぞ。とてもいい坊主じゃ。もう話したか?」
「おじいちゃんもそんな事いうの!どうせダメ男よ。」
「なら試したらどうじゃ?あの坊主を。」
「!そうね!面白いかもね。あいつの面白い写真を撮って校舎に貼ればあいつはこの学校にいれなくなるわ!」
そんな陰謀が計画されていた。
所変わって屋上。
「話しを聞いてくれ!亜美さん!この子は僕の妹なんだ!だからはなしを・・・・・」
「天誅!」
闘いが繰り広げられていた。
クソッ、やるしかないのか!
『我、悲哀なる罪を背負いし天使・・・』
「そこまでだ!二人とも。」
空からバケツの中身を亜美さんに落とす。
ばっしゃーん
「きゃっ。」
「彼女は彼の妹だそうだ。彼がそんなロリーな趣味を持っているはずがないだろう。」
「は、そうね。剣治、時雨君がこんなペッタンコを襲うはずがないわね。」
・・・・なんか悲しいな。けど、剣治のお陰でなんとかなりそうだ。
「ねぇ、生徒会長。今日だけでいいからこの子を学校で面倒みていいかな?僕が面倒みるから。」
「む、まぁ、君がいうなら、良いだろう。亜美、君も手伝いなさい。
膨れる亜美さん。
「なんでこんなペッタンの世話しなくちゃいけないの?」
僕を見る剣治。
「亜美さん僕からもお願いするよ。」
・・・返事がないな。だめだったかな?
「わかったよ。しかたないか。」
渋々了解してくれた。
「さて、それでは教室に戻ろうか。」
剣治が仕切り、はじめに僕、次に引きはがされた悪魔の少女とそれを抱える亜美さん。最後に剣治。階段をおり、ふと窓を見るとあのお爺さんを見つけた。
「あ、ちょっと用事が出来たから先行ってて。すぐに戻るから!」
朝いいそびれた事をお爺さんにいいに行くことにした。
彼等と違う道を通っていると叫び声が聞こえてきた。少し先の階段からだ。
「キャーーーーーーーーーー!」
・・・・もしかして、階段から落ちたとか!
走って階段に到達。すると女の子が階段の上から飛び降りて来た。
・・・どすっ。
受け止めた僕はなんとか尻もちつかず済んだ。
「大丈夫!ケガない?」
「ええ、ありがとう。じゃあね。」
そういって走って行ってしまった。・・・・なんだったんだ?
朝美は走りながら舌打ちをしていた。
「ちっ、まさか受け止めるとは。・・・・優しく受け止められた。初めてだわ。・・・な、何考えてんだか!次を試すわ!」
更に協力をしていた、朝美の友達は、
「うふふ、まさか時雨君の生写真が手に入るなんて・・・・ラッキーだわ。」
と喜んでいた。
昼休み、校舎を少女と散歩していた時雨はある事を少女に聞いていた。
「ねぇ、君の名前は何?」
「名前?」
「普段なんて呼ばれてた?」
「・・・・はです。」
「はです?」
「うん。」
確かに悪魔の名前っぽい。
「お兄ちゃん、おんぶ!」
「はいはい。」
背中に乗るとすぐさま寝てしまった。あたりはかなり静かだ。亜美さん達がいないのには理由がある。
さっき一緒に昼食を食べようとしていると幹也さんと蕾がやってきた。
「お弁当一緒に食べよう!」
そういって教室に入って来た。
「なによ!あんた達。時雨君は私のものよ!あんた達にはやらないわ!特にあんた。蕾!今時雨君と一緒に住んでるんだって?時雨君から聞いたわよ。」
「いいじゃない!別に。」
「くーっ。あんた達昨日の決着を今日こそつけるわよ。」
彼女達がいなくなった後、剣治がやってきた。
「彼女達は昼休みになるとどこかで闘っているのさ。」
知らなかった。そんな事やってたのか。
「なんなら、理由も教えてあげようか?」
「いや、いいよ。今は昼食が食べたいからさ。剣治、一緒に食べない?」
「君にはお姫様がいるだろう。」
「わかってるよ。だけどさぁ。」
「妹さんを大切にしなよ。」
といって去って行った。
「じゃあ、中庭で食べようか。」
「うん。」
そして今に渡る。
中庭に着くとかなり人がいたが、まだスペースは残っていた。
どこで食べようか悩んでいるとまだ話した事はないが見た事のあるクラスメートを見つけた。
話し掛けるべきか迷っていると向こうから声をかけてくれた。
「おーい、てんどーじ君。私たちとお弁当食べない?」
頷き近くに寄る。
「はじめましてだね!」
何度か会った事はあるが話すのは初めてだから挨拶をする事にした。
「あ、うんはじめまして。」
「私の名前が柳原 凪 (やなぎばら なぎ)であっちが 神 朝美っていいます。」
ちなみに僕が話し掛けれたのは二人組だった。
「・・・・ふんっ。」
なんか、凪さんは笑っているが朝美さんは怒っているようだ。
「邪魔したなら、謝るよ。ゴメン。」
そういって謝り、その場を後にしようとすると、袖を引っ張られ、
「別にいいわよ。」
と言われた。
それから四人で話しながらお弁当を食べた。
「あのさぁ、なんでこの学校って女の子ばっかなの?」
男子の数がかなり少ないのだ。この質問に答えたのは朝美さんだった。
「この学校はね、元女子校でお嬢様学校だったのよ。」
ふーんなるほど。
「あのさ!時雨君。今日から友達だよね。」
友達か・・・・・
ここである程度知り合いが増えたので彼等の事を書いておこう。
まず、蕾。身長は少々低い。百五十位、で性格は温厚。髪は短い。
次に霜崎 亜美。身長は蕾より少し高い位。性格はかなりの慌て者。髪は中途半端な長さ。
三番目が霜崎 剣治。身長は蕾と二十は違う。性格は不明。少々オタクらしい。髪は短い。
次に幹也 焔 身長は剣治より小さく亜美よりでかい。性格はなんとなくお嬢様みたい。髪はセミロング?眼鏡をかけている。
そしてそのともだち、木野 舞 身長は亜美と同じ位。性格は裏表がありそう。髪は亜美より長い。
次に悪魔の少女 はです。身長はかなり小さい。時雨の背中に乗る位。性格は静かである。髪はお嬢様カット。耳辺りでくるくるなっている。
そしてメイドさん 美奈。 身長は蕾より高く亜美より低い。性格はまるで子どもみたいで明るい。髪は腰まで伸ばしている。
後、執事さん 身長剣治より高い。性格優しい。髪はオールバック。
最後から二番目。柳原 凪身長は剣治より少し低い。性格、人懐っこい。髪はゴムで縛るぐらいはある。
今回の最後。神 朝美 身長は亜美と同じ性格は何となく悪ぶっているが寂しがりや。髪は肩まである。
さて、紹介終わり。
それから携帯の情報を教える為、いろいろしていると携帯を凪さんに取られた。
「あれっ、時雨君。自宅と妹と生徒会長しか電話帳に載ってないよ?」
「ああ、それはね。みんなと話す機会はあっても誰も携帯の情報を交換しようと言ってこないから。ちなみに生徒会長の情報はいつの間にか入ってたんだ。」
「・・・・つまり、私たちが携帯に載った初めての友達だね!」
「まぁ、確かに。」
「ふんっ。私が先よ。」
まぁ、朝美さんとも仲良くなれたからいいかな?
昼食を食べ終わり、彼女達と別れる。
「また今度きてね!待ってるから。」
「きたかったらきなさい。別に追い出さないから。」
という二人の言葉を聞きながらその場を後にした。
その後の二人の会話である。
「ね、神、彼優しいでしょ。それになかなか勇気もあるみたいじゃない。よかったわね!彼の携帯に番号載せてもらって。ま、私が一番だったけど。」
「そうね、ダメ男じゃなかったわ。だけどね凪。」
「なーに?」
「悪いけど先に携帯に載ったの私なんだ。うふふっ」
凪が彼女の楽しそうに笑ったのを見たのは久しぶりだったらしい。
「おにーちゃんジュース!」
「うんうんなにがいい?」
時雨とはですは自販機を前に話していた。
「オレンジ!」
「うーん、はですはオレンジが大好きだな。」
「うん大好き!おにーちゃんは何が好き?」
「僕もオレンジかな?」
ぱあっと喜ぶはです
「わーい、はですと一緒だ!おにーちゃん大好き。」
「ははっ、ありがとう。」
そんな会話をしながら教室までまたジュースを持ったはですを背負い歩く時雨であった。教室につくとまだあまり人はおらず、代わりに机に顔を埋めている亜美がいただけであった。
「大丈夫?亜美さん。」
「だ、大丈夫。今回はなんとかあの死神を倒したわ。だけどあの悪魔に負けてしまった。」
つまり、蕾が勝利者か。
「本当に大丈夫なの?切り傷があるよ!」
じわっと涙ぐむ亜美さん
「こんなに心配してくれるなんて・・・・我が生涯に一片の悔いなーし。」
がくっ。
・・・・一応、保険室に連れていこう。
保険室に運び終えるとはですが話し掛けてきた。
「ねぇ、おにーちゃんは天使なのになんで私に優しくしてくれるの?」
「え、なんでって君が幼いからだよ。」
「けど、天使は小さい悪魔でも断罪するっていってたよ。親父が。」
・・・・親父?この歳でそう呼ばれてるお父さんは可哀相だな。
「ははっ、少なくとも僕は大丈夫だよ。君をいじめるような事をしないよ。約束する。」
「・・・・本当?」
はですは少し疑っているようであり、まだ完全に僕を信用してないみたいだ。
「そうだな?じゃあ、僕の大切なお守りをあげよう。ほら、これだよ。」
おじさんからもらった大切な水晶玉。
「これって、こんなのもらっていいの?」
後で知ったのだが、これはかなり貴重なものらしい。
「ああ、いいよ。そんなもの。」
多分これを聞いてたらおじさんがなくだろう。
「ありがとう。おにーちゃん!」
さて、教室に戻るかな?そろそろ授業が始まりそうだ。しかし、廊下に見知らぬ紳士を見つけた時、僕は歩くのをやめた。紳士はみたところ普通だが(既に学校に居る時点でおかしい。)人間ではないようだ。
「あ、親父だ!」
おんぶしているはですが叫ぶ。
紳士は泣きながらこっちにやってきた。
「愛しいはです。生きてたか。誘拐されたから心配したんだぞ!天使が君をさらったと聞いたぞ。もしや!そいつか!」
杖で僕をしめす。今、感じたがこの紳士はかなり強い。
「ううん、そのおにーちゃんは私を助けてくれたんだ。天使なのに!」
マジマジと紳士に眺められ、生きた心地があまりしなかった。
「なるほど、君は一度契約を破っているね。しかも後約一年か。」
・・・・鋭い。
「少年、悪かった。君は我が同士のようだ。実はな、この子は王の子なのだよ。この前部下が誰かにやられてね。その近くにいたこの子がさらわれてしまったのだよ。」
・・・ほ、本当にお姫様だったのか。
「しかし、はですはそんな事いってませんでしたよ。」
はですは親に見られ話始めた。
「だって、話したらおにーちゃんの所の執事さんが親父にいうんだもん!」
「・・すいません、口が悪くて。この子は少々態度が悪いんですよ。ご迷惑かけたでしょう。」
頭を下げる紳士。
「いえいえ、そんな!楽しかったですよ。」
「そうですか。それでは私たちは魔界に帰りますね。」
気がつくとリムジンが廊下に停まっていた。
「ああ、そうそう、貴方の名前は何でしょうか?名前だけで結構です。」
「時雨ですが?」
「分かりました、時雨くんですね?」
そして僕は次の言葉にぎょっとした。
「どうでしょう?私たちと一緒に魔界にきませんか?貴方程の悪魔なら、魔王になれますよ。」
「いえ、結構です。」
笑って遠慮する。
「そうですか。仕方ありませんね。それでは。」
「待って、親父!先に乗ってて。」
紳士は頷き、リムジンに先に乗ってはですと僕が残された。
「おにーちゃん、私さ、また戻ってくるよ!お世話してもらったお礼しにくるね!」
僕が彼女といた時間は一日もないから世話をした事はほとんどない。
「ははっ、別にいいよ。」
少ししゅんとなったので慌てて何か言葉を探す。リムジンから凄い殺気が・・・・。
「お礼はいいからさ、遊びにおいで!ね、それでいいかな?」
「うん!わかった!またいつか絶対くるよ!」
リムジンからの殺気が消えた。
「あのさぁ、最後に質問していいかな?」
少し気になってる事を聞く事にした。
「なんで親父って呼んでるの?」
答えは意外なものだった。
「う〜んとね。かなり前のアニメでさ、親父にもぶたれた事ないのに〜っていってる人がいたからだよ。」
・・・・・ふーんそうなんだ。
「じゃあ私はもういくね!」
「うん、まってるよ。」
リムジンから顔を出し僕に何か言ったようだ。
・・・・・さよなら!私の王子様!・・・・
それから数日、相変わらず騒がしい日常だったが何もなかった。
母さんが帰ってくる2日前の夜夢を見た。とても幸福な夢だったと思う。目が覚めると僕はびっくりした。・・・枕が柔らかいのだ。
僕が枕を抱いていると思っていたのは枕でなく蕾だった。
「うわっ!」
離れようとしたが足が絡まっており、失敗。結果、蕾が起きた。叫ばれると思っていたが違う行動を蕾はとった。
「兄様!よかった!」
そういって僕を抱きしめた。
蕾は怖い夢を見たらしい。
それは僕が襲われる夢だそうだ。しかし何故、隣に寝てたのだろう?それについては教えてくれなかった。
彼女が見た夢は正確にいうと僕が男に違う意味で襲われたらしい。しかし、蕾も僕と同じ間違いをしていた事に後で気付く。
・・・先に謝ります。ごめんなさい。犯人だすの忘れてました。だからなんとなくほのぼのした雰囲気になってしまいました。だからもし、次回を書けたらもう一人罪人天使を出したいと思います。後、生徒会長の趣味を書きたいと思います!




