そのに 番長な彼女
えー、二話目が皆さんのおかけでできました。まだ文章が悪いですが、よろしくお願いします。今回もまた誰かが読んでくれたら次を書きたいと思います。
「・・・・という訳で、今日からこのクラスの一員となる天道時時雨君だ。さて、誰の隣がいいかな?」
そういって辺りを見回す。すると、
「先生!私の隣が空いてるよ。」
親切に手まで挙げてくれている。一瞬教室がざわっとした。
「そ、そうか。なら、天道時君あの子の隣が今日から君の絶対領域だ。何者にも盗られないよう頑張ってくれ!気をつけてな。」
さっさとその子の隣に座る。すると、
「私の名前は霜崎亜美よろしくね。」
第一の感想、笑顔が可愛い!すると天使が、
「気をつけろ!」
とさけぶ。「そいつは、天使だ!」
その時不覚にも僕は間違えてしまった。
「確かに天使の笑顔だ。」
すると天使が呆れ顔になり、
「奴は、イノセント・エンジェルだ。」
といった。・・・・何だそれ?質問しようとしたが、霜崎さんにより阻まれた。
「ねぇ、どうしたの?急に黙り込んで。」
「いや別に、なんでもないよ!ところでこの学校にも番長っているんだよね?」
今までも静かだった教室が更に深海のようになってしまった。
「ねぇ、時雨君今日の放課後屋上に来てくれない?面白い人がいるから。」
そのままどこかに行ってしまった 入れ代わりに、男子生徒がこっちにやってきた。
「いやー、時雨君知らないって罪だね〜。」
「えーっと、きみは?」
「ああ、ゴメン。僕は霜崎剣治さ。ちなみに亜美とは親戚なんだ。」
なるほど、覚えておこう。
「しかしかわいそうに怒らせてしまうなんて!」
・・・・僕が何かしただろうか?
「ははっ、彼女は番長という単語が嫌いなのさ。始めに言っておくけど、この学校での番長という言葉は世間と違うんだよ。なぜなら、この学校では役職ということだから。 生徒会長が選挙で決まったとき、もう一人裏の生徒会長が決まるんだ。決める方法は生徒会長が誰にもばれないように指名するのさ。その裏の生徒会長は普段番長と呼ばれている。なぜなら、番長は他校とケンカになったとき殴り込みをするからね。」
説明は終わったとばかりにそのまま僕を眺める。
「なんで黙って指名なんてするの?」
質問してみると、
「この学校は番長という役職がありながら、暴力行為は野蛮だと考えられているんだ。だから、ばれてしまったら友達がいなくなる。正確にいうと理解者が自分の周りから居なくなるのさ!だから、知っているのは生徒会長だけって事さ。知らなければ仲がよいまま過ごせるからね。校内で、暴力行為が起こってもたいていみんな無視するね。番長はケンカが強いからね。噂では人間以上の力を持ってるらしいから。ふふ、君も気をつけなよ。他に何か知りたいことがあったら、図書館に行くといいよ。」
ニヤニヤしながらこっちを見ているようだが、その目は僕に対して何かの忠告をしているみたいだった。 その後、亜美さんは戻ってこなかった。そして昼休み昼食を食べた後図書館を探すことにしたが、
「どこにあるんだ?」
あっさりギブアップ。誰かに聞こうとするとちょうど女子を一人発見!
「あの〜スイマセン図書館は何処ですか?」
我ながらか細い声で聞いてみると
「あ、図書館ですか。ちょうど私も行きますので、ご一緒しましょうか?」
いや〜勇気を出した甲斐があったね。
「はい、僕転校してきたばっかで、さっぱり道が分からないんですよ。」「?おかしいですね。転校生が来たら隣の席の人が校内を案内するのが規則なのに。まぁ、いいですわ。時間があったら私が案内しましょう。それでは少々お待ちになって。」
おもむろに携帯を取り出すとどこかに掛けているようだ。
「もしもし、今から図書館に行くから、えぇ、そうよろしく。」
廊下の曲がりからリムジンが一台やってきた。そして目の前でストップ、ドアが静かに開く。
「さ、行きましょ。」
呆然としながらリムジンに乗り込む。僕の前に彼女が座り、尋ねてきた。
「聞くのが遅れたげど貴方の名前は?」 名乗るのを忘れてたようだ。
「僕の名前は天道時時雨だよ。」
今更だが時雨という名前は珍しいだろう。昔よく笑われたものだ。しかし、世の中は広かった。
「時雨・・・、いい名前ですね。私は好きですよ。」
気のせいか?初めて褒めてもらった!
「ふふ、私の名前は幹也 焔といいます。あ、そろそろ着くようですわ。」
リムジンが静かに停止そしてドアも静かに開く。
二人で図書館の中に入る。沢山の本が並んでいた。 「私のイチ押しはこれですわ!」
笑いながら持ってきた本の題名は『天界と魔界』というものだった。
「これをみるたび、懐かしい思いでに浸れますわ!」
もしかしてこの人、人間 じゃないのかな?まぁ、今は気になるこの本を読んでみよう。「幹也さん僕はこれを少し読んでみますよ。興味がありますから。」
そういって本を受け取る。
「は、初めてですわ!受け取ってくれる人がいるなんて!」
そういうと駆け足でどこかに去って行った。・・・・・図書館で走っていいのだろうか?
そんなことを考えながら近くの机につき、本を開く。
『この本は、著者の努力と編集者の私こと、幹也 焔によって書かれていますわ!』・・・・なるほど、そうだったのか。
『第一に天使は二種存在しますわ!イノセント・エンジェル(断罪天使)とアンノウン・エンジェル(罪人天使)です。天使は戦いが苦手でしたが今では悪魔並に身体が頑丈ですわ。そして呪文を唱えると天使化といわれる現象がおき、普段の倍の戦闘能力を得ることができますの!』 本というよりレポートみたいだな。
『これが断罪天使の能力ですわ。次に罪人天使のことを書きたいけどこれはあまり資料が無いのでよく分かりません。羽は紅く、断罪天使より強いのは間違いありませんわ!神様を殺した天使がなるといわれていますが、定かではありません。』
自分の事はあまり書かれていなかった。だが天使に絡まれても勝てるかもしれない。『今度は魔界の悪魔と魔族の違いを書きたいと思いますわ!悪魔は魔族より強く昔は天界と戦闘を繰り広げていました。戦闘は長く続き、神様が罪人天使を使い終わらせたそうです。だから今は平和になっています。次に魔族を説明したいと思います。魔族は基本的に人間相手をします。例を挙げるなら、死神、吸血鬼等です。あとは・・・・』
そこまで読んで本を閉じた。
「えーっと、この情報正しいの?」
心で問い掛ける。
「す、すごい!今の所はすべてあっているぞ!」
・・・・どうやらすごい本らしい。 「だが、契約にはなにも書かれてないな。
ついでだからな。
前にも言ったがお前は不安定な天使だ。
よく聞いておくように!契約とはつまり誰かに自分を支えてもらう事だ。
契約した片方が怪我した場合、その相手にも怪我が分かるようになる。だがお前の契約は既にない事になっているんだ。契約内容を破ってしまったからな。・・・・昨日、いいことしてないだろう?一日一善だからまだ期限があると思ってただろうけど、契約した一時間以内にしなくてはならなかったんだ。多分それがお前の罪だ!」つまり僕が悪いということだ。
「不安定のまま約一年を過ごすと自分が消えるとは言わないが良くない事が起きるからな!」
「それってどうなるんだ?」
「じゃあ、逆に聞こう。お前は、福袋を買わずに開けるか?知りたいなら自分で試してみな。」 今自分が置かれている状況を整理してみよう。後一年以内に誰かと契約しなければパンドラの箱を開けるであろう。しかし、
「契約ってまた書類にサインすればいいのかな?」
「いや、再契約だから簡単だかな。まず、相手と心を通わせる事だ。その後相手と誓いのキス・・・」
え、まじ?
「でもいいが握手で充分だ。相手が男でもいいからな。」
確かに男だったらいやだな。
「今みた所、この学校人間もいるが、他の物も少なからずいるようだ。気をつけなよ。特に断罪天使には。」
そこで予鈴がなり、図書館をでるとあのリムジンが待っていた。そのまま僕を乗せ廊下を爆走。結果遅れずに授業に出る事ができた。感謝感謝!剣治が授業が終わった後、
「彼女を頼んだよ。罪人天使さん」
と言ったのは間違いではないだろう。
その日は授業がすぐ終わり、言われた通り屋上に赴く。多分彼女は、亜美さんは番長だろう。そしてなんかの拍子にばれたのだろう。その結果友達が居なくなってしまった。彼女は淋しかったのだろう。だから転校生の僕は何も知らないから事実を知るまでだけど仲良しでいられると思ったのだろう・・・・僕の願望だけど。そうだったらいいな!そしたらあの娘と契約して、うふふ・・・。「はたから見るとかなり気持ち悪いぞ!」
・・・・確かに。
「いいか、今から口説きに行くのではなく説得に行くんだぞ!」
「そう、そうだった。」
危ない危ない、間違えるとこだった。
「まずは友達からだよね!」
「このばかが!気を引き締めないと怪我ではすまないぞ!」
「ふ、僕に近付くと怪我するぜ!」
その時天使は思ったという。あれ、こんなキャラだったっけ?と。そんなこんなで屋上に到着。勢いよく開けるとそこには誰も居なかったが、場所は凄かった。転落防止用のフェンスには人型の窪みがあり、過去に血生臭い祭りがあった事であろう。だがここには誰も居ないようだ?
「やっときたね〜。」
振り向くとそこには彼女がいた。
「ありがとう、素直に来てくれて。」
天使が時雨を見ると真剣な顔付きだった。
「時雨君、私人間じゃないんだ。」
時雨はその時思ったという。ゴメンなさい、初めてあった時から知ってました!だから驚けません。そして口が滑り、
「僕は、罪人天使です。」白状してしまった。
「へぇ、知らなかったあの罪人天使だって!じゃあ、悪いけど時雨には散ってもらおうかな?・・・本気出したげる。」
彼女の口が動いたと思ったら、彼女を光がうめつくす。光が消えるとそこには羽の生えた彼女がいた。
「これが天使化か。」
貴重な光景だ。驚嘆していると今度は天使亜美の腕を光が包む。それは剣の形をしていた。飛び上がり僕目掛け剣が流星のごとく彼女と一緒に落ちて来る。・・・・その刹那、天使とは違う何かが僕の肩に乗っていた。その間時間が止まっているようだった。
「ヤッホー、天使さん。あ、ゴメン、今はそんな事よりこの状況だよね!簡単な事だよ。彼女は今までみんなに拒絶されて来たんだ。なら受け止めてあげなよ!彼女を。」・・・・ウーンそうだな。新らしき自分の意思を信じてみよう。
「わかった!」
その結果、僕の身体を光剣が貫いた。
「だ、駄目じゃん。」
そこで僕は気を失った。目を覚ますと天使達がいた。周りにはお花畑、そしてすでに川を渡っている自分。もう少しであっちがわに着く所で何かが背後から飛んで来て僕を元いた場所に連れ去った。地面に落とした後僕を光剣でまた刺した。そんな夢から目を覚ますとそこにも天使がいた。肩に乗っている天使ではなく亜美だった。
ん・・・・なんで、僕の顔に雨が降ってるん・・・・あ、涙だ。
「よかった。死んでなくて。」
そういえば刺されたんだっけ?・・・・傷痕残ってるよ。
「ふふ、ごめんね。まさか受け止めるとは思わなかったから。でも刺した時に時雨君の心を読めた気がしたんだ。そしたら憎い気持ちが消えたんだ。」そうか、それは良かった。
「けど」
急に顔を赤くさせ、
「私と契約した後、何する気だったの?」
・・・・そうか、それは悪かった。
「あ、後。そろそろ頭どかしてくれないかな?重いから。」
いま気がついたがひざ枕してもらっていたようだ。
は、初めての体験だ!
頭をどかすと急に亜美さんが真剣な顔を作った。「悪いけど、時雨君の後を今日付けてたんだ。もう番長の事を知ってるよね。」
首を縦に動かす。
「番長に勝ったら何か命令していいんだ・・。だから私になんでもいいから命令していいよ。」
何かを思い出したのか、顔を赤くした亜美さん。
「まぁ、時雨君ならいいかなっ?」・・・・僕は、契約をしたかったが(本当はその後の事がしたかったが)自分を押さえある命令というより、お願いをした。
「じゃあ、僕の友達になってくれ!」
それは僕を更に嬉しくもあり、苦しくもする運命の通過点だったかもしれない。 ちょっと待った!
「僕ケンカに勝ってないよ。」
そして亜美さんの一言。
「心で負かされたよ。」
すこし夕闇が広がりつつある屋上で二人が話している間、ある人物が時雨の机に何かしていたという事は、また今度。
一話でかいてないことだったけど、占いの結果は『女難』です。今の所はまだ普通?ですが。次話を書けたらどんどん凄くする予定です!




