そのじゅうはち 紅い空、蒼い地上(中編)ぱーとつー
中編の二回目です。今回はちょっと、千夏さんを出したいと思い、登場させています。すいませんが今回も後書きないです。次回マオウ編を終了させたいと思います!
アスルは時雨の背中に乗って空の景色を楽しんでいる。
時雨は朝の状態から復活。マオウが何処にいるか考えていた。
「アスルさん、マオウが何処にいるかわかりませんか?」
「うーん、やっぱりダンジョンの奥か、塔のてっぺんかな?」
なんてゲーム風なマオウなんだ。早く倒して人間界に帰ろう。
「けど、時雨君。二人じゃ無理じゃないかな?誰か誘おうよ!」
マオウ倒したい人はいないだろうな。
「それに動物とかにキビダンゴあげればついてくるよ!」
・・・・・桃太郎?
「やぁ、困っているみたいだね?時雨君。」
声がした隣を見ると白い奴が飛んでいた。
「ν○ンダム!」
アスルさんが叫ぶ。
「時雨君、僕が仲間になりたいが人間界で事件が起こってたからいかないといけないんだ。仲間を探すなら下に降りて探したほうがいい。」
ν○ンダムはそう言って去って行った。
「ねぇ!時雨君!パイロットやっぱア○ロかな?」
「・・・うーん、多分僕の友達がア○ロさんから借りて来たと思う。」
それ以上時雨は謎のν○ンダムに触れようとせず、町に降りることにした。
その町は静かであった。
「・・・・誰もいないね?」
いるにはいるみたいだが家の中とかに入っているみたいだ。
ぱきゅん!
時雨の足元に何かが当たる。
「・・・・銃弾?」
飛んで来たほうには大きな時計塔があった。
「・・・・アスルさん、僕たち狙われていますっ!」
「え、誰に?」
黙って時計塔のてっぺんを指差しながらアスルを庇う時雨。
時計塔のてっぺんを目指し、羽をひろげる。
「乗って下さい!あの塔のてっぺんにいきますよ!」
「・・・わかった!」
塔のてっぺんまでひとっとび。不思議な事に銃弾は飛んで来ない。
「ついたら辺りを探して下さい!撃って来た犯人を捕まえるんです!」
「わかったよ!私は右からいくね?」
二手に別れ、上から見たら円になっている廊下を歩き謎の襲撃者を探す。
時雨は走りながら辺りを見回していたので何かを蹴っ飛ばしてしまった。
どごしゃ!
「きゃっ!いった〜い。」
「あ、ごめんなさい!大丈夫ですか?」
直ぐさま駆け寄り怪我してないか確認する。
普通の人だったら直ぐに犯人だと思いその影を捕まえるだろう。
だが、時雨は違った。
「あ、血が出てる!動かないで!今消毒して絆創膏はるから!」
「つ、痛い。」
「ごめんね、蹴っちゃて。他はどこか痛い所はないかな?」
相手は足を押さえている。
「ご、ごめん!足に当たったの?今から手当てするからね!」
不思議そうな顔をする相手。
「あ、時雨君!犯人見つかった?」
アスルが時雨と合流し、時雨に犯人がいたか聞く、そして時雨は当たり前のように打撲部分に湿布を貼ってから、
「いや、いなかったよ?それがさ、この幼子を蹴っ飛ばしてさ。ビックリしたよ。」
影の中にいた相手を引っ張りだし、アスルに見せる時雨。
その拍子に影の中にあった何かが時雨に当たる。
それはゴル○13が持っているのにうりふたつの代物だったのだ。
「・・・時雨君、多分そのオチビさんが犯人だよ。」
「・・・・そうみたいだね?」
時雨はオチビさんの目を見て話始めた。
「君が僕たちを狙ったのかな?僕は怒らないから答えてくれないかな?」
少しの間、沈黙がありオチビさんは答えた。
「・・・自分がやりました!」
いい事思い付いた!という顔でアスルは喋り始めた。
「ねぇ、オチビさんあなたこの町の用心棒でしょ?だけど貴方は居場所を突き止められた。・・・・これがどういう意味かわかるよね?」
時雨にはわからないがオチビさんにはわかったようだ。
「・・・何が望みだ?」
「私達の仲間になって欲しい。」
え、何なんで?僕にはわからなかったなぁ。
「・・・わかった。」
スナイパーが仲間になったらしい。時雨はそこまで理解した。そこで願った。 男!男!男!男!
時雨の中に神様はいないが、それを確かめてくれる奴は存在していた。
時雨は話をしている二人の横で千夏と入れ代わった。(千夏が時雨の思っている事に対し、興味を持ったからである。)
一人悩む千夏。
(うーむ、この子厚い服着てるからわからんな。いっそ服をはいで膨らんでるか確認するか?・・・・冗談だ、そんな事はしない。よし、手っ取り早い手段で行こう。)
話しているオチビの後ろに気配なく忍び寄り、後ろから確かめてみる。
「・・・・・きゃっ!」
「な、何やってるの!時雨君!じゃない千夏さん!」
「はっはっはっは!時雨、残念!女の子だ!男の勲章がないぞ!」
「・・・・っつ!」
その後、千夏に確かめられた事で腹を立てたオチビさんはそっぽを向いている。
「・・・自分は、男であります。」
千夏にいじられながらもオチビさんは答える。
頭を叩きながらニヤニヤする千夏。
「嘘つけ!時雨にけられた時に可愛い悲鳴だしてたろ?白状しな、ネタはあがってんだ。」
アスルは早く千夏が時雨になってくれないかオロオロしている。そして思い付いた。
「あ、あの、千夏さん外に面白い物が飛んでます!」
「え、どこどこどこ?」
騙されて探しにいった千夏がいた所にはポカンとした少女が残されていた。
アスルは少女の隣に座り話し掛けた。小声で言い終わった後に千夏が戻ってきた。
「あーあ、居なかったなぁ。さーて、さっきの続きを聴こうかな?オチビさん。」
少女は先程、アスルに教えてもらった呪文を千夏に向けて放った。
「・・助けてっ、千夏さんに襲われるよっ!」
途端苦しむ千夏。
「・・・わかった、時雨!さすがにあれはやばかったのは思ってるよ!ああっ!出番が・・・・。全国の千夏ファンが悲しむ〜。」
二人が唖然としている間に千夏は時雨になった。
「・・・ふぅ、千夏姉さん、そんなにいないと思うよ?」
オチビさんと目があい、時雨はアスルの時と同じようにずっと謝っている。
「ごめんね!千夏姉さんが止められないんだ!」
「ああ、自分は大丈夫だ。」
「・・・そう?ありがと、御礼になにか一つだけお願い聞いてあげる。」
ふてきに笑うアスル。そしてオチビさんにこっそり何かを喋っている。顔を赤く染めるオチビさん。
「・・・アスルさん、何話してるの?」
「なあーんにも?」
時雨はやはり騙された。
「じゃあ、オチビさん何がいい?」
「・・・あああ、じゃあ、私の名前はキシスだ!今日は一緒に・・・」
目でアスルに何かを訴える。
(じ、自分には言えません!)
(・・・試しよ!彼は約束守る人間かどうか試すの!)
「えーっと?何かな?」
「私、一人怖いから一緒に寝てくれっ!」
静寂が辺りを支配する。
先に喋り始めたのはアスルであった。
「・・・時雨君、まさかお願い聞いてくれないのかな?」
「・・・いや、いいよ?いいとも!」
・・・・すでにヤケクソ、キシスを抱き上げ目を見る。
「・・・そんなに見ないで・・・。」
「・・・あ、ごめんね。もしかして君を雇ったのは・・・・なんかへんな機械に乗ってなかったかな?」
これが本当なら剣治の仕組んだ事であり、キシスを仲間にする必要はない。
「・・・・うん、それがどうしたの?」
(やはりそうか!)
「じゃあ、何かもらわなかった?」
ビックリしているキシス。
「・・ああ、誰かに聴かれたら渡してくれって言われた。」
渡された紙を眺める。
『時雨君へ
次のうちから最低三人は選ぶ事。ちなみにずるして今の三人でマオウを倒そうとしない事!
看護婦 女戦士 僧侶
OL 女子高生 大統領
ロリ ツンデレ 女騎士
水着ギャル etc.....。
ぶっちゃけ男は仲間になってくれません。
人間界にいる人達には助けてくれません。
剣治。 』
(・・・・いたずらしすぎ。僕が何をした?)
『追伸 君の好み通り年齢は君と同じか君より幼い。 頑張ってくれ。ちなみに町人とかに話し掛けても以上の事を守れば仲間になってくれます。』
(・・・追伸ながっ!)
「・・・・どうしたの?時雨君?」
「な、何でもないよ?」
(・・・僕より幼い子じゃ無理な職業があるぞ?)
「じゃあ、そろそろ寝ようか?時雨君?」
「まだ寝るには早いよ?」
「・・・魔界には夜や昼がないのだ。体が休める時は休まないと魔界では生活出来ないんだ。」
アスルにそのまま押し倒され今日の冒険終了!
しかしアスルが時雨に抱き着き直ぐにねてしまい時雨は一人で寝ようとした。
「・・・私との約束を破るのか?」
振り向くとキシスが起き上がり時雨の服の裾を掴んでいる。
「・・・いや、三人で寝るには狭いかなあ?と思ってね。」
「じゃあ私も連れていけ。約束は守る物だろう。」
「・・そうだね?僕が悪かったよ。」
キシスを抱き上げ別の場所に降ろす。
「・・・なぁ、時雨。甘えてもいいか?」
時雨は懐かしい感じを覚えていた。
「・・・ああ、いいよ。」
・・・・ぴとっ。
他の人とは違いくっつくだけのキシス。
「・・・・無理しなくていいよ。」
「それは私が女だからか?」
仲間にする事は多分決まった事だろう。
「・・・いや、君が僕の仲間だからだよ。」
「・・・・そうか、ありがとう時雨。・・仲間には話しておこう。私が女っぽくないのはなめられるからだ。・・・今日だけでいいからもっと甘えていいか?」
「・・・うん、大変だね?甘えたいならいつでもいいよ。」
・・・ムギュ。
「・・・時雨は温かいな。」
「・・・ありがとう。」
(僕は、僕は、僕はロリコンじゃないっ!・・・多分。)
次の日、時雨は二人にあと最低三人仲間がいたほうがいい事を告げた。
「・・・後三人か・・・しかし今回で集められるか?」
「・・・キシスが気にすることないよ。」
キシスがいた町を出て、今は森を歩いている。
「・・・・・・・・。」
時雨はどんなのが仲間になるか不安であった。
「時雨!魔物だ!スライムだ!」
スライム どんなゲームにも登場するモンスター。
だが、ここは違う。
「・・・・見た目普通の人間だぁー!あれのどこがモンスターなんだ?」
魔界初めての時雨は二人に聞いた。
「え、本人に確かめれば?」
「・・・わかった!行ってくる!」
モンスター?な人影に話し掛ける。
「・・・あのーっ、あなたは魔物ではありませんよね?」
後の祭り。それを感じたのはやはり後の事であった。
「・・・はいっ!私は魔族です!魔物ではありません!違いのわかる貴方の後についていきます!」
(・・・・ま、なんにせよ、後二人だな?)
スライムは先程から時雨にべったりだ。・・・・・・だからスライムという名前になったからかもしれない。
「ありがとう!時雨く〜ん私ずーっと引っ付いてるね?」
残りのアスルも時雨にべったり。もしかしたらスライムになれるかもしれない。
一人時雨達の後ろから歩いてくるキシスはいたって冷静。
「!時雨、少し前に凶悪な顔をした物体がいるぞ?撃っていいか?」
優しい時雨は首を横に動かす。
「駄目だよ、勝手に撃って怪我させたら大変だ!」
「しかし、スライムが勝手に仲間になってからずーっと魔物を見つける度に迂回しているぞ?」
(だって、もし・・・・・・仲間になったら大変だ。ここは慎重に行動しないと。)
「時雨!今回までにこの話を終わらせないと作者が大変だ!」
「キシス!作者をだしちゃだめだ!・・・・僕は、出会いは大切だと思うんだ!だから、残りの二人は今度だすよ!」
「・・・・わかった、悪かったな作者を出して。」
「いいよ、わかってくれたから。」
(残りの仲間はどんな職業かな?出来ればまともな職業がいいな?)
(まともとはどんな職業ですかな?時雨様。)
(うーん、そうですね、メイドさんとか・・・・。いや、メイドさんは違うな?まぁ、読者の皆さんがビックリするような職業がいいかな?)
(・・・かしこまりました。時雨様。この執事に任せていてください。)
「時雨、先程執事がお前を見て笑っていたぞ!」
(・・・・やってしまった。僕はかなりやばい人に心をよまれたみたいだ。)
ぼうっとしている時雨の体を乗っ取るのは簡単らしい。
「・・・・はぁ、皆のアイドル!千夏参上!」
「し、時雨君がいなくなった!どこいったのー時雨君!」
スライムはどこかにさっていった。
「今回は私が最後まで閉めたいなぁ!」
びびる二人。
「ち、千夏さん。何するんですか?」
「・・・大丈夫だ!アスル!君達には戦ってもらい、レベルをあげてもらう!今回はあーるぴーじーみたいだからな!」
「・・・千夏は戦わないのか?」
不意に笑い出す千夏。
「・・・ははっ!キシス、口が悪いな。千夏お姉様と言いなさい!このモチツキぺったん!」
キシスの胸をパンパン叩く千夏。
キシスは千夏が時雨になる不思議な呪文を唱えようとしたが口を塞がれた。
「・・・へっへっへ。甘いな。今回は言う事聞いといたほうがいいぞ?そしたら時雨にキシスはいいやつだからご褒美くれてやれって言ってもいいぞ?」
「・・・むぐっ、私はご褒美など欲しくない!」
更にあくどい顔で笑う千夏。
「・・・時雨は優し過ぎる奴だからねぇ?なんでもしてくれる。・・・甘えようと思えばいつでも受け止めてくれるからね。」
「あのっ、スライムは追い掛けなくていいんですか?」
「いいかい、アスルちゃんあいつは男だ。」
「・・・男?・・・」
頷く千夏。
「追い掛けて・・・好きなようにしてしまっていいよ。あいつは金品を狙っていたからね。」
慌てて走り去るアスル。
「さて、キシスは私の言う事聞くかなぁ?」
千夏の顔はかなり怖い。
「わ、わかった!わかったから顔を近付けないでくれ。千夏姉様!」
途端かなり可愛い顔になる千夏。
キシスはその時、千夏と時雨がダブって見えた。・・・・実際、時雨と顔は一緒なのだが・・・。
「うん、キシスはいい子だ!よしよし。・・・・ここで私の秘密公開!体形は
スレンダーですっ!残念ながら・・・。体重は時雨より1キロ重い53.6です。
好きな食べ物はヨーグルト。嫌いな食べ物は魚です!尊敬する人はシャ○・アズナブルと聖徳太子ですっ!好きな色は赤。嫌いな色はオレンジです。後なんかないかな?」




