プロローグ
ガールズラブと百合って違うと思うんですよね。
え? なんの事かって?
小説のキーワードを設定する場所に警告タグみたいなのがあってそこにGLが含まれるならチェックしろって書いてあるんですけど、うーん困った。
僕が書きたいのはGLじゃなくて百合なんですよ。
百合っていうのは女の子同士の恋愛ももちろんそうなんですが、女の子の強い友情も百合なんですよ。
この作品は恋愛よりも友情としての百合を書きたいので(まだ未完成)
だとすると警告タグでGLをチェックする必要は無いんじゃあないかなぁ? と思うのですが、でも確かにGLにチェックしないと消されちゃうのかな? という内容になると思うので……。
うーむ。複雑だぁ。三角関係並みに複雑です。
タグを百合にしてくれればいいのになと思いましたw
この作品は多分内容が重いと思うので先に謝っておきます。
ごめんなさい;;
では、稚拙の文ではありますが、楽しんでいただけたら幸いです。
深夏美夏より
二人の女を月明かりが優しく照らす。
一人は優しく包み込む様な歌声で歌を歌い、もう一人は銃口を女に向ける。
「私はもう後悔しない! したくないの!」
銃を持った女は銃の安全装置を外す。
「ねえ? 教えてよ! 私はこれでよかったの!?」
女は歌い続ける。
「いいえ。もう決めた。私はこの銃であなたを撃つ。それが私の任務だから……」
女は歌う。
「さようなら……」
…………
………
……
もう歌は歌われない。
銃から飛び出した薬莢が地面に落ちる。
辺りを静寂が支配する。
もう歌は歌われない。
もう歌は聞こえない。