6.報奨と契約と
「さてと、魔力共有 対象︙クロード・セイバー」
「クロード君魔力は気にしなくていいから撃ち漏らしを倒してくれ」
キャロルさんに魔力共有してもらったので余裕ができた。
「ラース、合わせてくれ」
「言われなくても」
「絶級 天駆の流星」
「付与連鎖爆発」
よし俺も行こう
「魔剣錬成 終焉招く紅蓮の剣」
「切裂け、獄炎の舞」
今ので10体位倒せた。
「後数体って所かな?」
「え?どこにもいませんけど?」
戦場を見渡しても魔物の死体しか無い。
そう思っていた時、前方で爆音がした。
「俺等の魔物を倒したのってお前等?」
「計画の邪魔しないでくれるかな〜」
そう話すのは角の生えた二人組だ
「魔族ねぇ。召喚︙断罪之天使、救世之天使」
「クロード君を頼むよラース」
「わかりました。クロード君少し下がりますよ。」
そう言われて少し前線から引いた
「ラースさん、キャロルさん一人で平気なんですか?」
「大丈夫だよ。キャロルは旧メンバー最強だから」
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「嬢ちゃん一人で俺等に勝てるのかい?」
「その服脱いで泣いて謝れば許してあげるよ?」
はぁ、早いとこ潰すか。
「神罰」
「ほら、はや…え?」
「何で君たちみたいな奴に泣いて謝る必要があるの?」
魔族の一体は何が起きたかも解らず死んだのだろう。
「お前っ!ふざけるなァァァァァ!」
「君も五月蝿い神罰」
こうして魔族二体はキャロル一人によって呆気なく倒された
「ふぅ、霊装解除」
『全員王宮に集合してくれ』
『了解したよ〜』
「ラース、クロード君王宮に来いだって」
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said東、西、北
「「「魔物達が消えた!」」」
『とりあえずみんな王宮に行くぞ』
『はーい』
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「みんな、お疲れ様。」
「とりあえず、進行はしのいだが。」
「そうだね、報奨渡さないと」
そう言うとガロアさんは胸の谷間から二つの紙を取り出した。
「はいこれ。」
一枚目にはガロアさん、ルビーさん、キャロルさんのクラン復帰
二枚目は
「これって、クリスタ学院の学長推薦枠ですよね?」
「そうだ、ローゼンから君が行きたいと言っていたと聞いてな」
「それにしても、よく許可降りましたね」
「私の一言で許可降りたぞ?」
ローゼンさんが許可は取ったらしい。どちらにしろ何でそんな簡単に許可降りたんだ
「だって学長は私だもの」
「ルビーさんが学長?」
「えぇ、お姉様の頼みなら許可は出しますよ」
そういう事らしい。
「そういえばさ、僕からもプレゼントあるけど」
「プレゼントですか?」
「ただし、条件がある。それは寿命を無限にする事だ」
「クロードよ、無限と言っても見た目は二十位までは成長する」
「君に受け取る覚悟はあるかい?」
これを受け取ったらもう、普通では居られないだろうでも強くなれるなら…
「受け取らせてもらいます」
「うん、では君に七罪︙強欲の力を授ける」
全身から力が溢れてくる
…ステータスが上昇しました…
クロード・セイバー 模倣師
力 56987
魔力 560000
体力 1800000
ステータスが大幅に上がった
「それと、今もう一つプレゼントができた。」
「僕の使い魔と契約してくれるかな?」
「使い魔ですか?」
キャロルさん曰く契約している神や天使といった内の一柱が契約したいとの事らしい
「いいですけど」
「では、契約権譲渡。これで、よし。」
光が溢れてそこに居たのは銀髪の美少女だった。
「貴方が新しい主様?」
「うん、そうだけど。俺はクロード・セイバー、君は?」
「私は〈這い寄る混沌〉ニャルラトホテプよろしくね主様♡」
そう言いながら抱き着いてきた。何この可愛い子。
「さてと、とりあえずクランに帰るか。」
「じゃあ、行くぞ転移」
そうして、クランに帰ってきた。
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「クロードよ、来年は入学であろう?」
「そうですね」
「全員で修行をつけるからこの一年頑張れよ」
「はい!」
さぁ、明日から修行だしもう寝よう
「主様、一緒に寝ようよ〜」
「はいはい、わかりました」
「「おやすみ〜」」
これにもなれていかないとな…