5.魔物の進行〜2〜
少し短めかも?
〜said北軍〜
「ほぅ、少しは楽しめそうだな」
「バジリスクに、イフリートですか」
「作戦はクロスと俺で突っ込むからルミナス、俺等に支援を頼む」
(しかし、これは不味いな。魔族の気配がある)
「ルミナス、ローゼンにガロアに冒険者を下げるよう伝えろ」
「何でかしら?まぁ、なんとなくわかるけど。」
「なら、頼んだ」
『ローゼン、聞こえるかしら?』
『どうした?』
『ガロアに冒険者を下げるよう伝えて』
『ふむ、魔族の気配もある。よし、伝えておこう』
さてと、情報伝達が済んだなら突っ込むか
「召喚:影剣 グラム・コピー」
「我が従魔よ顕現せよ!神狼フェンリル」
「英雄達に祝福を 福音〜天使の加護〜」
さてと、まずは一撃入れるか
そう、思ったがフェンリルにバジリスクを取られた
クロスも多量の魔物を片付けている。これは負けていられないな
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〜said南軍〜
さてと、ガロアに連絡を入れたはいいが、
(全軍側に魔族が2体程か、しかも北には3体もいる)
『ローゼン聞こえてる?』
『どうした、ガロア?それよりも魔族がおる』
『だからね、今二人を向かわせたから』
なるほど、あいつらか。
『了解した。熾天覆う七つの円環を頼む』
『わかった、宜しく』
(あいつらか、なら心配は要らぬか)
『熾天覆う七つの円環』
『全員霊装の使用を許可する。遠慮は要らぬ。殲滅せよ』
「ふふふ、来たよ〜ローゼンさん。」
「久しぶりねお姉様」
「来たか、キャロル、ルビー」
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急に城壁の周りに結界がはられた。
その後、二人の人影が飛んできた。
一人は薄い金の髪に片方の目に蝶の眼帯をしている少女。
もう一人は銀の長髪でローゼンさんみたいな黒いドレスを着ている。
「クロード、軽い紹介だけしておく。金髪がキャロル、銀髪がルビーだ」
「わかりました」
「私はルビーと一緒に北軍に行く。キョウヤは東軍、グラムは西軍に向かってくれ」
「「了解」」
「ローゼン、権能は使ってもいいかい?」
「5割までなら構わない」
「はいよ〜」
さて、今は敵の方に集中しよう。
こちらには、リッチやゴーストドラゴンなんかがいる。
「ラース、七罪の方を使うかい?」
「いや、七罪はいいだろ」
「了解。霊装展開:御伽世界と夢見る少女」
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