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ほーほけきよ2019年7月  作者: ほけきよ
31/31

7月31日 滝壺に骨が沈んでいるらしい

夏休み5日目。


6時半起床。


私は最近朝5時くらいに起きて散歩に行く。

以前、散歩に行く前にゴミを出してよ、と妻に言われていたので、明日は散歩に行く前にゴミを出すよ、と昨日妻に言ってたのだが、思ったより遅く起きてしまったのと、今日は妻が早くに家を出るため散歩に行くのはやめた。

ゴミは頼むわ、と妻に伝える。


朝飯、ヨーグルト。


7時妻家を出る。


ヨーグルトのキャンペーンを応募するために応募券を切り取り、封筒に貼り付ける。


8時半家を出る。


コンビニでファミペイのチャージ。

キャッシュバックがあるとの事で2万円分チャージする。

チャージの項目には2万円という項目はなく、最大3万円でその次が1万円の欄だったので、レジで1万円分を2回チャージした。


ヨーグルトのキャンペーンを応募するために郵便局に行ったが、郵便局は9時に開局だった。

電車の時間が9時2分だったので郵便局の開局を待っていては電車に遅れてしまうと思い、郵便局は後にまわすことにした。


滝を見に養老へ行く。

電車に乗り、40分程で大垣に着いた。


そこから養老鉄道に乗り換えて養老まで行くのだが、大垣に来るまでに少し電車が遅れてしまったためスムーズな乗り換えができず40分程自由な時間ができた。

駅付近の郵便局でヨーグルトのキャンペーンを応募する。

少しお腹が空いたので総菜屋でおにぎりと唐揚げと卵焼きを買う。

駅でそれらを食べる。

おにぎりは昆布の混ぜご飯、卵焼きには明太子が包まれてあった。


養老まで行く電車は2両編成の小さな電車だった。

大垣が始発の駅だったので、既に電車が来ており、電車の中で発車まで待った。

出発まで20分程度あったので電車に入った時にはまだそんなに人はいなかったが、発車時刻に近づくにつれ人が乗ってきた。


ママチャリを押したおばさんが入ってきた。

おばさんが座席に座った後、車掌が来ておばさんに何やら注意をしていたが、おばさんはニコニコしながら何やら叫んでおり、車掌は諦めたようだった。

自転車おばさんが入ってきて、車内には何やら緊張感のようなものが漂っていた。


10時半電車が発車。

電車は田舎の小さな電車だからか、左右上下に緩やかに揺れながら走っていた。


2つ目の駅に止まった時、警察が乗ってきた。

警察は小さな車内の端から端まで一往復してから、自転車おばさんの隣に立った。

おばさんに何か話しかけるわけでもなかったが、車内の皆は警察とおばさんの方をチラチラと見ていた。


発車して4駅を過ぎた頃、車掌が再び自転車おばさんに話しかけた。

おばさんは最初に注意を受けた時よりも大きな声で叫び出し、車内には再び緊張が走った。


養老駅で下車。

自転車おばさんも養老駅での下車だった。


養老駅には瓢箪がたくさん飾られており、養老は瓢箪が有名なのだなと思った。


養老の滝へ向かう。


駅前の看板を見ると養老の滝まで2.2キロとの事。

2.2キロくらいなら余裕だと思って歩き出したが、駅からすぐ坂道になっており、どうやら養老の滝というのは山の中にあるようだった。


左右は草が茂っているアスファルトで舗装された道を歩くとヨーローランドという寂れた遊園地があった。

柵に沿って歩いていたが、園内に人は見当たらず、メルヘンチックな音楽とともに安全性が疑われそうな観覧車が回っていた。


もうしばらく歩くと、養老の滝公園入り口というところに着いた。


既に炎天下の中を歩いていたので相当疲れていた。

今日は猛暑らしく、朝天気予報を見た時には気温35度を超えるとの事だった。

持ってきていた飲み物をほとんど飲んでいたので売店でお茶を買う。

養老の滝公園入り口というくらいなので、滝まであと少しだろうと思い、再び歩いていく。


歩き進めていくと坂道はだんだんキツくなっていき、アスファルトで舗装された道から普通の砂利の道に変わっていった。

休み休み歩き続けたが、もともと山道を歩くつもりではなかったので想像以上のしんどさに精神的にも疲弊してきた。


看板で、滝まで残り750メートルとあり、もうすぐだな、と思ったのだが、もう一つ別の看板に、ここから更に傾斜がきつくなります、と書かれてあった。

ここに来るまででもちょっとキツめのハイキングコースくらいの傾斜だったのにここから更に辛くなるらしい。


進んでいくと、樹々が生い茂り、ゴツゴツした岩がたくさんあり、たまにマイナスイオン的なひんやりした風が吹き、川の上流といった感じだった。

私は傾斜がなかなか急だったということもあり簡単に進むことができず、ベンチを見かけるごとに少し休憩していた。


休憩していると、滝から戻ってくる人が多くいた。

休憩してても抜かされてはいないのに帰る人を多く見かけ、上には人がいないんじゃないかと少し不安になった。

というのも、樹々が生い茂っていたので日はあっても少し暗く、一人で来ていた私は孤独感を感じていたのだ。

後から思うと、登る方が辛いので抜かしてくるようなスピードで進んでいる人がいないだけだったと思うのだが、薄暗い山道を孤独に歩くのは少し怖かった。


入り口で買ったお茶も尽きかけて、ここで脱水症状になると死んじゃうな、なんて少し不安になった頃、ようやく養老の滝の広場に着いた。

駅から大体40分くらいで、案内にあった時間と同じくらいだった。


広場では人々が休憩したり写真を撮ったりしていた。

滝は近くで見ることができ、近くに行くと風と飛沫を感じることができた。

滝を見ると水が連続的に流れているというよりかは飛沫が断続的に落ちているような感じで、今までイメージしていた滝とは違った。

広場には自動販売機があり、飲み物を買った。

滝の正面のベンチで休憩していると続々と滝を見にくる人が来た。

結構犬を連れてきている人が多かった。

来た人は記念写真を撮っていたが直立不動で写真を撮っている人が多く、それは滝が垂直に落ちていることと何か関係があるのかなと思った。


1時間半ほど休憩して広場を後にする。


帰りは、行きの10分の1の時間で駅まで行けた。


電車に乗る。

電車にはまた自転車を持ったおばさんがいた。

同じ人かと思ったが、よく見ると少し顔が違う。

どうやら、この路線はサイクルトレインというらしく、自転車が持ち込みオッケーの電車だったらしい。

だとしたら、行きの電車にいた自転車おばさんに対して、なぜ車掌があんなに話しかけていたのかむしろ不思議に思った。


14時半大垣到着。


遅めの昼飯で寿司屋に入る。

昼飯、寿司、鮎の塩焼き。

ネットでランチがお勧めということで店を選んだのだが、既にランチは終わっていた。

鮎の塩焼きは2匹あった。

ちまちまと鮎の塩焼きを食べていると、店の人が、鮎は背中を押して頭を引っ張って骨を抜くと良いよ、と教えてくれた。


食事が終わり立ち上がると椅子から何かが落ちて店の人に指摘された。

見てみると、タバコがあり、まだ少し入っていた。

おそらく前に座った誰かのだろう。


電車に乗り、家の最寄駅へ。


喫茶店でレモンスカッシュを飲む。


1時間ほどで店を出る。


コンビニで買い物。

ハッシュドポテト買い食い。


帰宅。


ハイボールとピザポテトを食べる。


妻帰宅。


沖縄居酒屋へ。

夜飯、ラフテー、ゴーヤチャンプルー、オリオンビール。


薬局で買い物。


帰宅。


ハムとハイボールで飲み直す。


22時半就寝。

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