街へ向かうまでの件ってどうすればいいのさ?
街へ向かうまでの件だけで徒労感。
読み飛ばしても問題無いであろうこの件
まさに徒労感
「で?なぜついてくる?」
「え?」
コールドスリープから目覚めた俺は外へ出た。
どうやら冬眠施設はダンジョンとして機能しているようだった。
めんどくさかったので階層を破壊して一直線に出てきたが。
「なぜ俺の後をついてくる?」
「街までの同じ方角だしそれにゼンさんについて行った方が儲かりそう!」
「儲かるか。今現在の職業はなにがある?」
「え?商人とか料理人とか衛兵とかあとは私みたいに冒険者!」
「ふむ、冒険者か。それは手続きが必要か?」
「えーと、基本的に登録したら仕事の斡旋をしてくれる感じだね。
てか、登録してなかったんだね?」
「では、登録とやらをするか。生きるためには働かんとな。
だが俺に出来ることは戦うことだけなのでな。」
「私もー!戦うことだけー!!」
「あいわかった。では、登録までは共に行こう。」
「登録までだけー?私ずっとついていくよー?」
「仕事内容によっては共に行くこともあろう。」
「んー、まぁ、とりあえずいこっか?」
そして、俺とイルは共に街へ向かった。
読んでくださった方いらっしゃいましたらありがとうございました。
徒労感を感じた方すみませんでした。