第八話 「友人も変態系?」
2011年 4月29日
「・・・という訳だ。なんか質問とかあるか?」
ヒザシさんの恋バナが終わり、いつもの僕なら根堀り葉堀り聞く質問タイムになったのだが・・・
「・・・・・・・・・・」
「どうした、アカリ?心ここにあらずみたいな顔して?」
「ンンーーンーンンンーーーーー!」
「後、セイヤの口そろそろ開放してやれよ。」
「・・・えっ?・・・あっごめん!」
すっかりセイヤの存在を忘れていた
「ぷはぁーハァハァ・・・ヒザシちゃん今の話ホント?」
「あっあぁ、ホントだぜ。」
「ふーん・・・・・つまり月の狩人は知らない女の子に可愛いとか言っちゃうキザ男なんだね~~。」
「そっそうだね~~。」
いやーお茶がうまいな~~(ズズ~~)
「そんなこというなよ。一応未来のお婿さんになる相手だぞ!」
へ~~未来のお婿さんにね・・・・・
「ボファアッ ゲホッゲホッ ヘホッ なにのいってのんお!?」
「落ち着いて話してくれないかな?」
ヒザシさんが冷静につっこむ
「いやいやだってヒザシさん!おかしいでしょ!」
「なにが?」
「いやいやいやいやなんでわからないの!?」
「そんなことよりさぁ・・・」
「そんなことより!?」
あれ?この状況で使う言葉だっけ?
「セイヤがなんか恐いんだけど。」
「えっ?」
「そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなの嘘だ そんなのうそだ そんなのうそだ そんなのうそだ うそだ うそだ うそだ うそだ うそだ うそだ うそだ ウソだウソだウソだウソだウソダウソダウソダうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそ・・・・・・・」
「セイヤさーーーーーん!!」
訂正します
「そんなことよりも」はこうゆうときにこそ使うものでした
「ちょっとセイヤ恐いよ!!どうしたの!?ねぇ!!正気に戻って~~~~~!!」
僕は心の底からセイヤに訴えた(軽く半泣き)
「うそうそうそうそ・・・・・はっ!!ここはドコ?私はダレ?さっきの話の真相はナニ?」
「よし!いつものセイヤだ。」
「それもひどくね?」
そんなことよりも今は解決すべき問題がある!!
「ヒザシさん!!なんでどうしてそうなっちゃたんだよ!!」
「そうだよヒザシちゃん!!いつからなの!?」
「えっと・・・なにが?」
「「なんで月の狩人と結婚することになってんの!?」」
「なんでって・・・そんなの・・・」
「「そんなの・・・?」」
「俺が惚れたからだ!!」
「「・・・・・」」
「俺が惚れたからだ!!」
「「・・・・・」」
「俺が惚れたk「いやもういいよ。」
「そうか。」
「・・・・・・・・・・」
「「・・・・・・・・・・でっ?」」
「でっ?てなに?」
「いやいやなにかあるでしょうほかにも。」
「告白したとかされたとか。」
「別にないよ。」
「「「・・・・・・・・・・」」」
なにこの沈黙
「えっと・・・つまり一度しか会ったこともないし告白もなんにもなく月の狩人と結婚すると?」
「そうゆうことになるな。」
「・・・・・無理じゃないの?」
「無理じゃない!なぜなら・・・」
「俺が月の狩人を愛してるからだ!!」
「「・・・・・・・(完全に危ない人だ)」」
「どうしたんだ?」
「・・・なんでもない。」
「・・・うん、あたしも。」
「そうか?」
今日は友達の意外な一面を知りました(知りたくなかった)
ティロリン 僕のケータイが鳴る
「ん?電話か?」
「いや、メール・・・ココ姉からだ・・・えっ!?」
僕は慌ててカーテンを開け外を見る
次の瞬間
ピシャッ ゴロゴロゴロ
空が光った
お泊りフラグ発生!!