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このこのこ!~男の娘のこんな日常~  作者:
第一章 「始まりの3人」
7/20

第六話 「恋バナは暴走系」

2011年4月29日




「改めまして、リュウちゃんの姉でセイヤちゃんの恋人の「月明狩つきあかり虎子ここ」なんだよね?ヨロシクなんだよね?ヒザシちゃん。」

「恋人じゃないですよ!」


ちなみに竜ちゃんとは僕のことである。そしてここはココ姉の部屋


「よろしくお願いします。え~~と・・・」

「ココさんでいいんだよね?もしくはお姉さまでもいいんだよね!?」

「遠慮しておきます。」

「残念なんだよね?」


ココ姉が肩を落とす


「ところでココさん。いくつか質問いいですか?」

「ん?なんなんだよね?」

「ちょっと見た目の質問なんですけど・・・」

「えーと上から・・・「そういうんじゃないです。」

「違うんだよね??」

「はい、ぶっちゃけかないそうにありませんから・・・色々と・・・」

「まぁココ姉はモデルみたいだからね。」




ココ姉は、出るところ出てるししまるところはしまってるし身内の僕から見ても完璧なプロポーションだし、とてつもない美人だ。


でも・・・




「ありがとうなんだよね?お礼に今日は可愛がってあげるんだよね?(ハァハァ)」

「全力で拒否します。」

「またまた残念なんだよね。」


ホントなんでこんなんなんだろう?


「それで、ココ姉に聞きたいことってなに?」

「いや、アカリでもいいんだけどさ、なんで髪の色が()()()()()()()()()()()()()()()()()?」


しまった!(ビクゥ)


「あ~~それはなんだね?リュウty「ココ姉は遺伝の関係上そうなっちゃたんだよ!!特に!全然!これっぽっちも!深い理由なんてないから!」


僕は全力でヒザシさんに理由を説明する


「そっそうなのか。」

「そうなんだよ!」

「いや竜ちゃん、そうじゃn「セイヤ!ヒザシさん!お腹すいたでしょ!もう晩ご飯出来てるからリビング行こう!ココ姉にもすぐ持ってくるから!」

「ちょっセイヤどうしたんだよ?いきなり?」

「いいから早く!」

「ちょっとまってアカリ、ヒザシちゃん。」


無理やりヒザシさんを引っ張り出す。その後からセイヤもついてくる


「あっちょっとみんな・・・あ~~行っちゃったんだよね?もしかしなくても、竜ちゃんまだ()()()()話してないんだよね?少し失敗しちゃったかななんだよね?」




●   ○   ●   ○   ●   ○   




「うんめぇ~~~~~!!アカリお前は天才なのか!?さすが男の娘!」

「それほどじゃないよ。後、男の娘じゃないて言ってるよね僕(イラッ)」

 

なんとか髪の色の話題はそらせたな


「確かにこれはセイヤがほれr「わーーー本当にこの煮物美味しいね!」


いきなりセイヤがほめる


そして、ヒザシさんと後ろをむいてヒソヒソ話し始めた


なんだろう?




(ちょっとヒザシちゃんなに言おうとしてんの!?)

(わりぃわりぃ、でもさぁアカリは全然きずいてないし。俺が仲介役として仲をもったほうがいいんじゃないの?)

(別にいいの!)




「ねぇ、なに話してるの?」


いじらしくなり聞いてみる


「えっ・・・いや・・・その・・・あっ()()()だよ!」

「ヒザシちゃんそれ禁句!」

「えっ?」




恋バナ?(ガタン)




「えっなにどっちの話!!セイヤ?それともヒザシさん!セイヤの場合は高校生になってからクラス別になったから僕の知らないクラスメイト?ヒザシちゃんの場合は前の学校のひと?まさか転校してきてから偶然出会ってそこから急展開!それでどうなのどうなったの!?」


僕は真実を確かめるべく問いただす。




「えっなにどうしたの?俺なんか変なこと言った!?」

「アカリ落ち着いて!」

「はっしまった。そうだよね僕だけがしゃべってても詳しいこと話せないもんね。でっどっちの話なの?」

「どうしたんだよ正直テンションが軽くウザイんだけど。」

「いいから早く!」




(ちょっとこれどうゆうこと?)

(アカリは三度の飯より恋バナずきなんだよね・・・暴走するぐらい。)

(マジで!女の子かこいつは!?どうすればいいんだよ?)

(普通に恋バナ聴かせればおさまるけど・・・)

(よし任せた。)

(なんで!?)

(考えれば告白するチャンスじゃね?)

(無理、まえ似たようなとき告白したら「冗談とかじゃなく真面目に恋バナ語れや!!」って激怒されたから・・・)

(うわぁ・・・)

(そっちこそなにかないの)

(へっ?いっいや・・・そっその・・・)

(その反応あるんだね。じゃ、任せるよ)

(いやっちょっと・・・)

 



「実はね、ヒザシちゃんの恋バナなんだ!」

「そうなんだ!でっどんな恋バナ!?失恋系、片恋系、成就系、泥沼系、どれよ?」




(なんか、無駄に詳しいんですけど!)

(腹をくくったほうがいいよ、こうなると止められないから。後個人的に聞きたいし。)

(う~~~・・・分かったよ。)




「絶対に笑うなよ。」

「笑わないよニヤニヤするだけ。」

「てめぇ・・・」

「落ち着いて、もうしょうがないから。」

「ぐっ・・・」

「んで、なに系」

「新幹線見たく言うんじゃねぇよ!」


ワクワク ワクワク


「そっ・・・その・・・片・・・恋・・・系・・・」


ニヤニヤ ニヤニヤ


「相手は?」

「そっその・・・あっ相手は・・・」


ニヤニヤ ニヤニヤ


「つ・・・・・」

「つ・・・・・」

「【つき狩人かりゅうど】だよ。なんか文句あっか!!」




瞬間、俺とセイヤが固まる。




「「へっ?」」

「なっなんだよ二人そろって聞き返して。」

「・・・・・」


二人で顔を見合わせる




「「えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」




「ちょっと驚きすぎじゃないか?まぁ理由はわからなくもないが。」

「いやいやいやそうじゃなくて実はムゴゥ」


僕は速攻でセイヤの口をふさぐ。


スーーハーー・・・


「どうしてつき狩人かりゅうどを好きになったんだ。」

「なっなんだよ急にシリアスになって。」

「いいから答えて。」

「そっその・・・あれは中二の秋のことだ・・・」




そう言ってヒザシさんは話を切り出した




次回、曇日くもりび陽射ひざし過去話

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