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このこのこ!~男の娘のこんな日常~  作者:
第一章 「始まりの3人」
5/20

第四話 「お風呂イベントは間違い系」

初のヒロイン視点導入

2011年4月29日 




曇日くもりび陽射ひざしと最悪な出会いと意外にきちんとして、そこそこな好印象?な出会いの2つの出会いをした日から三日後・・・




「うんめぇ~~~~~!!アカリお前こんなにうまい飯作れるのか!?さすが男の娘!」

「あーーっ!ヒザシちゃん勝手にアタシのタコさんウインナー取るな!」

「別にいいだろ、ウインナーぐらい。」

「よくない!だってタコさんだもん!」

「なんだよ、その理由。」

「ほら、セイヤよしよし また作ってきてあげるから。」


セイヤの頭をなでる


「ウ~~~・・・クゥン」

「おっやっぱし犬っぽいな星夜は、よし俺も・・・」


ヒザシさんもセイヤをなでようとする


「ワン!(がぶり)」

「いったーーーー!!!」

「こら、セイヤ!ダメでしょう!」

「グルルルルルル。」


もう完全に犬だな


「あとヒザシさん、僕男の娘じゃないから、後勝手に人のモノとっちゃダメだよ。」


そこのところは、さすがに無視出来ない


「そんじゃアカリ、俺のぶんの弁当も作ってくれよ。」

「ん?別にいいk「ダメ!アカリのお弁当を食べる権利があるのは、幼馴染の私だけなの!」

「えーー別にいいじゃん。」

「ダメッ!絶対ダメッ!」

「ちぇっ、わかったよ。」

「いやいや、決定権あるの僕だからね。」




・・・自分でもびっくりするほどなじんでいた。




「それにしても第一印象とは、全く違うよね・・・」


僕は、ヒザシさんのほうを見ながら呆れ半分な感じでつぶやいた


「そうなのか?」

「そうなんだよ。」

「どこらへんが?」

「・・・怒んない?」

「俺の第一印象怒るようなことなの!?」

「だって・・・」




普通、助けてくれたとはいえ不良にいきなり毒を吐くような人に好印象なんてもたないし、逆にこれからは関わらないようにしようと考えるのが一般的だと僕は思う




「あっ!でも第一印象が怒るようなことでも、全然違うってことは今は好印象ってことだよな。」

「うん・・・まぁね。」


嘘は言っていない


実際、ヒザシさんは目つきは悪いし見た目は不良っぽいけど話してみればすごく楽しいし、そしてなにより・・・


「そうだ、イイこと思いついた。弁当作ってくれないならさ、今日晩飯食いに行っていいか?」

「はぁ!?なんでヒザシちゃんがアカリの家にご飯食べにいくのさ!」

「別にいいじゃん、それにさっき言ったように決定権はアカリにあるんだしさ。」

「ウ~~~~~」


・・・毒を吐いていない


・・・いや当たり前っちゃ当たり前なんだけど、今のところセイヤから転校したときにテンパって間違えて毒を吐いたって話しか聞かないし・・・


「・・リ・・カリ・・アカリってば!」

「へっ?」

「どうしたのアカリ?ボーッとしちゃって?」


セイヤが顔をのぞき込む




ドキッ セイヤといえど、いきなりこんなに近くに来ると恥ずかしいな




「ちょっちょっと考え事してただけだよ。」


ごまかしながらセイヤから離れる


「そんなことより晩飯の件、別にいいだろ?」

「えっ・・あーそうだね、まぁ別に断る理由ないし。」

「うっしゃ!」

「ちょっとアカリなんでOKするのさ!」

「だから断る理由ないからだよ。」

「ウ~~~~~」

「それにアカリさ、なんでヒザシさんが家に晩ご飯食べにくること反対するの?」

「なんでってそれは・・・その・・・」


なんでモジモジしてるんだこいつ?


それに、なぜか普段はヒザシさんと仲いいのに僕のことが絡むと色々意見してくる(というより不満をぶつける)


「・・・・・」


なんかヒザシさんが考え込んでる。


「どうしたのヒザシさん?」

「えっ、いや別に・・・そんなことよりさアカリは何が作れるんだ?」

「ん~~基本レシピと材料がそろえばなんでも作れるよ。」

「んじゃ~~俺は和食食いたい!」

「和食?」


意外なジャンルだな、ヒザシさんはてっきりセイヤと同じ肉食系だと思ってたのに。


「作れない?」


不安そうに聞いてくるヒザシさん


「大丈夫、作れるよ。」

「ホントか!」


子供みたいに喜ぶなぁ


「え~~~お肉じゃないの?」

「セイヤはお肉食べすぎなの」

「う~~~・・・まぁいいかアカリの料理はどれも美味しいしね。」

「じゃぁ悪いけど、帰り道二人で醤油買ってきてくれない?ちょうど切らしてて。」

「アカリは?」

「ちょっと雲行きが怪しくなってきたから、先に帰って洗濯物取り込まなくちゃ。」

「わかった。」




き~んこ~んか~んこ~ん




「んじゃ、よろしくなアカリ。よしいこうぜ、星夜。」

「あっ、まってヒザシちゃん。」

「またね。」


さて次の授業はなんだったっけな




●   ○   ●   ○   ●   ○




視点 澄空すみそら星夜ほしよ




「星夜はなんでアカリのこと好きなんだ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


あれーおかしいな幻聴が聞こえる


疲れてるのかな?そんなことよりお醤油買わないと


「ねぇ、ヒザシちゃん。」

「ん、なに?」

「お醤油にも薄口とか濃口とかあるけど、どれ買えばいいのかな?」

「テキトーにCMで流れてる有名なのでいいんじゃねーの。」

「それじゃぁ、これでいっか。」

「いいと思うぜ、それでなんでアカリのこと好きなんだ?。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・へっ?」



あれ?幻聴じゃない・・・


あーなんだヒザシちゃんが質問してるのか


えーっとなんだっけ・・・


アタシがアカリを好きな理由か・・・・



「・・・・・・・・・・・・・・・・なっななななななんでそっそそのことをしっているんだにゃ!!」

(カァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ)


顔が赤くなるのがわかるぐらい熱くなった


「落ち着け、キャラぶれてるぞ。はい深呼吸。」




スーーハーースーーハーー・・・




「んでどうして好きなの。」

「ボフゥッ ゲホッゲホッゲホッ ハァハァハァハァ いっいきなりなんでそんなこと聞くの!?てゆーかなんで知ってんの!?」

「いやいや、きずかないほうがおかしいだろ。」

「そっそうなの?」

「うん実際わかりやすいし。」

「そう・・・なんだ・・・。」


つっつまりアカリ自身も知ってる可能性もあるかもしれない


とゆうことは・・・・・


《セイヤ、やっと二人きりだね。》

《どっどうしたのアカリ?》


ガバッ 


《キャッ》

《もう我慢できない、今日からセイヤ・・いや星夜は俺の本当の犬だ》

《あっアカリ~~~~~らめぇ~~~~~》


「んで、そのあとにあんなことやこんなことも!!(ハァハァ)」

「妄想中悪いんだけど、アカリは全然きずいてないよ。」

「ワヲン!?(マジで!?)」

「犬化しないでくれ。」

「たっ確かに、きずいていれば今までチャンスはなんどもあったしね・・・はぁ。」

「それでな、なんでそんなこと言ったのかっつーと、俺は別にアカリを取ろうとしてるわけじゃねーから普通に接してくれってわけよ。」

「うっ・・・ゴメン・・・」

「いいよ別に。応援してるから頑張れよ。」




実際アタシは、もしかしたらヒザシはアカリが好きで取られると思って、セイヤが絡むと色々意地悪なことを言ってしまった。


それなのにヒザシちゃんは・・・・




「うぇ~~~~~ん、ヒザシちゃん~~~~~。」

「どうしたいきなり!!」

「うぇ~~~~~ん。」

「分かったから泣くなよ!」

「うんわかった。」

「泣き止むのはやっ!」

「元気なのが取り柄だからね。」

「・・・さいですか。」




●   ○   ●   ○   ●   ○ 



 

「いや~~それにしても、土砂降りなんてスーパーから出るまでわかんなかったよ。」

「ホントに最悪だな。んでここがアカリの家か?」

「うん、私の家はこの家の右隣なんだ。だからこの家は、アタシの第二の家みたいなもんなんだ。」

「ふーん。」

「それにしても・・・ヒザシちゃんもやっぱり女の子なんだね。(ジーー)」

「はっ?・・・・・・!!おっお前なに見てんだ。」


そんなこといったって今アタシたちは雨に濡れてびしょびしょつまり・・・


「透けてるんだから、見るなって言われても無理でしょう。」

「それでも見るな!」

「アタシより大きい」

「だから見るな!」

「ゴメンゴメン、お風呂場行ってタオル貸してもらおう?。」

「まったく。」




このときアタシは予想しておけばよかったんだ




「さっいこっ。」

「おい、靴ぐらいきちんとしておけよ。」

「やっといて、タオル持ってくるから。」




こんなに玄関で騒いでも来なかった




がちゃっ「・・・・・・・・あっ」

ピタッ「・・・・・・・・えっ」




幼馴染の存在を




「あの・・・その・・・これは間違いで・・・だっ大事な部分はバスタオルで・・・見えてないから・・・その・・・」

「・・・ふぅん・・・だから?」




ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイなんかドス黒いオーラが見える


てゆーか普通お風呂イベントって逆じゃね?なっなにか言わないと!




「あっアカリ!」

「なに。」




なっなにかいいセリフを!




「すんげーーー綺麗な肌してんな、女の子みたいだ!」  




ぶちん 




なに今の音!!




「ちょっシャワーヘッドは結構痛いから、普通は「キャーーーッエッチ」みたいにお湯かけるものだら、ちょっほんとに、」

「少しは、状況と言葉を考えろーーーーーーーーーーーーー!」

「ワオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」




死を覚悟した瞬間




「なにやってんだセイヤ?」

「えっヒザシさん!?っておわぁ」

「ワヲン!?」


バタン


「いったたたたた・・・あっ。」

「いっててててて・・・えっ。」



・・・・・・・・・状況を説明すると、シャワーノズルに足を引っ掛けたアカリ(半裸)がアタシ(服が透けてる)の上に倒れてきて覆いかぶさっていた←これをヒザシちゃんが見ている。



「な・・・なに・・・してるの?」

「・・・・・・えっと・・・・た・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・た?」

「正しいお風呂イベント?」






「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」






「なわけあるかこの「ピーーーーー」が!!」

「ここで毒舌かーーーーーーーーーーーーーー!!」

アカリのツッコミが響いた

そろそろ主人公の姉出したいなぁ

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