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このこのこ!~男の娘のこんな日常~  作者:
第二章 「昔の3人」
15/20

第一話 「証明は××系」

この章は色々伏線回収の章です

2011年 5月3日 




視点「月明狩竜人」




「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・アカリ。」

「・・・・・・・・・・うん言いたいことは分かる。」

「・・・・・・・・・・それでも言っていい?」

「・・・・・・・・・・どうぞ。」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」




「・・・とりあえず病院行こっか。」

「ああああああああああああああああああああ!!!視線がイタイ~~~~~!!!」

 

分かっていたけど!言われると思ってたけど!


「大丈夫だよ、信じてるから。(ニコッ)」


絶対嘘だ!


「せめてその哀れみの笑顔は止めてください。」

「うん、俺()()は絶対見捨てないから。」

()()!?えっ?僕だけイタイ子扱い!!」

「アカリ・・・そんな・・・イタイ子になっちゃうなんて・・・」

「竜ちゃん・・・可哀想なんだよね?・・・」


ノリで寝返った!


「オイコラそこの二人!!特にココ姉!!あんたの方が吸血鬼の血が濃いだろうが!!」

「てへっ☆なんだよね。」


イラッ


「ダメですよココさん。アカリを甘やかしちゃ、そっちの方が可哀想ですよ。」

「いや本当にココ姉は吸血鬼の血僕より濃いからね!!」

「・・・あっ・・・うん・・・ソーナンダ・・・」

「全然信じてないよね!!」


まぁ当たり前っちゃ当たり前なんだけど、だけど、だけど・・・


「とりあえず、隣町の大学病院で見てもらおうか。」

「少しくらいは信じてよ~~~~~~~~~~。」




●   ○   ●   ○   ●   ○




「ヒグッ・・・グスッ・・・べつに・・・いいもん・・・しんじてくれなくて・・・いいもん・・・」

(しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく)


「・・・・・(なにこの可愛い生き物)」

「・・・・・(さすがは竜ちゃん、無意識で一部のマニアが喜ぶ仕草をするんだよね)」

「・・・・・(ハァハァハァハァァ)」←一部のマニア


なんで全員無言なんだろう?(グスッ)


とりあえずヒザシさんにどうやって説明しよう。(グスン)


「あっアカリさ~~ん。」


僕が部屋の隅っこですねていたら(さすがに自覚はある)しびれを切らしたのかセイヤが話しかけてきた


「グスン・・・なに・・・」

「あの・・・言いにくいんだけど・・・」

「なに・・・」

「・・・・・その(ごにょごにょごにょごにょごにょごにょ)」

「・・・・・・・・・・あっ!」


そうだよ、その手があったじゃないか。


「てなわけで早速ドウゾ。」

「うん、分かった。」


早速実行しよう


「ヒザシさんヒザシさん。」

「なっなんだよ?」

「ちょっとみててね。」


そして僕は懐から果物ナイフを取り出す


「ん?そういえばそのナイフどうなってんだ?そういえばあの時傷つけた左手はどうし・・・」


ヒザシさんの質問が終わる前に僕はナイフを首元に当てる


そして・・・・・




●   ○   ●   ○   ●   ○




1時間半後




「きっ気持ち悪い・・・てゆーかトラウマ決定・・・」

「ごっごめんなさい。」


ちなみに今はヒザシさんは顔面蒼白でソファーに横になっている


なぜなら・・・




「いきなり自分頚動脈切る奴いるか!?普通!!」




「アハハハハ。」


僕は失笑する


「全然笑い事じゃねーよ!!」


だよねーーー


「・・・本当にごめん」

「だいたいセイヤは【すぐに怪我が治った所をもう一度見せれば分かってくれるかも。】って言ったんだろ?」

「うん。」

「それでいきなり頚動脈はねーだろ!!おかけでココさんの部屋の掃除やら返り血拭くやら大変だったんだからな!!」


うっ全然反論が出来ない


しかし、反撃はできる!


「後、めちゃくちゃ【中一乙女モード】になったヒザシさんをなだめるのもね。」

「うっうるさーーーーーい!!べっ別にあれはそのっえっと・・・・あぁぁぁぁぁ/////」


ヒザシさんが顔を真っ赤にする


「分かった分かった。」

「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・ところでさ。」

「なに?」


と、そこでお風呂場から声が聞こえてくる




「セェェェェェイィィィィィヤァァァァァターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン;csbfろpw-r@lfwl;、bぽうぃrfjgwplrごpr差c九ぇbhrwbwgんhm、kせ@fbま:d、ヴぇdとjtkl;おぽ」

「イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

「ハァハァハァハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」(声に出せない叫び声)


「あれは大丈夫なのかな。」

「・・・・・さぁ?」

「・・・・・そう。」

「とりあえず、二人が出てきたらきちんと話すよ・・・」






「【月の狩人】のことも。」






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