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日常のえとせとら

私、紅pの家の『つよし』と『よわし』

作者: 紅p

 いきなり『つよし』と『よわし』って何って感じですね…(汗)

 『つよし』と『よわし』…。

 彼等は私、紅pの家の庭にいる【碁石ちゃぼ】の雄鶏2羽の名前である。

 今回彼等について語ろうと思うが彼等を語るには少し前の事を話さなければならない。

 そう、あれはいつぞやの事だったか。

 私の父が私にこう言った事があった。

「紅p。お父さん寝、○○で鳥屋さんを見つけたんだ♪」

 ※○○はただの地名です。

 そんな父は話し続けた。

 そこにはどんな鳥がいるだの、可愛いひよこがいるだのと…。

 で、それから数日後。

 父の車の中にピヨピヨと声がする箱があった。

 お分りだろうが、その中身は【碁石ちゃぼ】の雛×3羽…。

 …。

 …一応、私は「どしたの、これ?」と聞いてあげた。

 すると、父からは「あの鳥屋さんのお店で買ったの…」と可愛らしく返答があった。

 まああの鳥屋さんの話をした時点で父は【碁石ちゃぼ】を飼う気満々だったのは容易に想像出来る。

 本当に中身はお子ちゃまのままな父である!

 それから母に呆れられながらもそんな【碁石ちゃぼ】×3羽を飼う事になったのだが名前がまだない。

 と言う事で私がつける事となった。(何で? 笑)

 そして彼等は私により命名された…。

 『ガイア よしのぶ』(雄)

 『マッシュ すがの』(雌)

 『オルテガ オルちゃん』(雌)と!☆

 まあ、この元ネタのアニメはほとんど知らなかったのだが、

とりあえず【碁石ちゃぼ】×3羽が全員黒かったのでこうなった!

 そして、彼等の命名についてこれ以上は聞かないでいただけたら幸いだ。

 そんなこんなで彼等との生活は始まったのだが、父以外は皆口を揃えてこう言い続けた…。

「どうして雄なんか買ったの?」と。

 そりゃそうでしょ? だって雄だよ?

 雌みたいに卵は産まないで公害とも言える鳴き声しか生まないんだよ?

 そして暫くして、私達の言う通りになった…。

「ホレホレホー!」

 こんな感じで、へったくそな鳴き声を如何にも、

「俺は美声だぜ!」的に一日に何回も何度も続ける『よしのぶ』。

 こうなってしまったらただの馬●鶏でしかない『よしのぶ』。

 しかも、雌の影に隠れると言った雄としてはどうなん?と言った最低な『よしのぶ』…。

 なのに、そんな『よしのぶ』を父はかわいがった。

 『よしのぶ』が弱ったら、私の一味唐辛子を与えた。

 雌達にあげた【ベビーチーズ】を『よしのぶ』が盗んでも文句をそこまで言わなかった等々…。

 そんな『よしのぶ』が忘れられなかったのか、父は『よしのぶ』のア●な遺伝子を引き継ぐ雄を残し、

数第後、今の『つよし』と『よわし』が兄弟として誕生し、私の家の庭にいる。

 そうやって誕生した『つよし』と『よわし』は見た目は『よわし』の方が碁石の黒い斑点が多く

強そうに見えるが、弱い。

 それは朝の一番鶏として鳴くのは『つよし』だからだ。

 一般的に鶏は強いものから鳴く。

 そして、一番鶏として鳴くのは『つよし』…。

 いつそうなったのかは定かではないがそうなっていた。

 ちなみに鶏は一度強さの関係が決まったらほぼその関係は変わらないと言う。

 それと、『よわし』は喧嘩もそうだが今いる雌から相手にされていない。

 つまり、『よわし』の方が他の鶏からも認められる程、弱い!

 なので、強い方を『つよし』、弱い方を『よわし』…。

 私がそう名付けた。

 半分は面倒臭かったからそうなった…(汗)

 そんな『つよし』と『よわし』は立派に『よしのぶ』の遺伝を引き継ぎ、

雌鳥の後ろに隠れる事に加え、本日も公害となる、へったくそな鳴き声をバラまいている!

 ここでも言わせていただく…。

 御近所の方々、本当に申し訳ありません!

 こんな●ホなコ達ですがどうか穏便に見守ってください☆

 まずは、ここまでお付き合いしてくださり、ありがとうございました!

 いやぁ~。ホント、何で2羽も雄を残したかね?

 まあ先代のコが早死にしちゃったからセンチメンタルにでもなったのかしら?

 にしても、迷惑!

 でも、観察すると面白い事もあるのです♪

①あの「ホレホレホー!」が何と…!?

 『つよし』と『よわし』を鶏小屋の同じ階にいれていると、やはり『つよし』しか鳴きません。

 たまぁ~に、『つよし』の後に『よわし』も鳴いております。

 が! 階を別々にすると…、

何と、順番なんて無視して好き放題に何度も何回もお互い鳴きます!

 非常に五月蠅い!!

②あの『よわし』でも何と…!?

 私の家の庭に小さな家庭菜園があります。

 その中に、父が育てているトマトがあるのですね。

 で、そのトマトをハクちゃん達が大好きみたいでして…。

 ※白ちゃんも鶏です♪

 でも、白ちゃん達は苗になっているトマトを上手くつつけないのです。

 そこに何と、『よわし』が上手くつついてトマトを落下させたのです!?

 からの、白ちゃん達は大喜びでトマトを食べれました♡

 でも、やっぱり『よわし』は相手にされませんでした…。

 切ないねぇ~『よわし』。にゃはは♪

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