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プロローグ
どうか、7話目(棘の少年と傭兵06)までは読んでください! そこが第一章みたいな感じですので。
物語は基本、依頼人視点で傭兵を語ります。
この世界には、傭兵がいる。
暑い日も、寒い日も。
雪の日も、雨の日も。
幸福な日も、不安な日も。
この世界には、傭兵がいる。
時に人を殺し、時に人を救い。
けれど彼にそれをさせるのは、私たち。
彼に何を望むか、彼に何を願うか。
それを傭兵は、叶えてくれる。
だから安心していい。
今から始まる物語は、全て。
戦争に塗れ衰退する人類の、滅びかけの世界で。
唯一嘘のない、いいえ、優しい嘘しか言えない。
傭兵レオンハルトからの、ささやさな贈り物。
同時に傭兵レオンハルトの、過去を巡る物語。
心優しき皆様、ぜひブックマークといいねを!
最初は結構毎日投稿のつもりです。