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~加藤の行動をみる~

 僕、カセダユウトが今回、調査する対象は74才で死亡した加藤良、その加藤を調査するため、加藤がまだ40歳代だった時代の人間界に降りてきた・・・


 調査2日目・・・

 加藤は朝から満員電車に揺られ、都心の会社へ出勤した。

 加藤の務める会社は中堅の製薬メーカー、そこの営業2課に在籍してる。

 僕も加藤の後を追うように会社に入った。

 この会社、中堅といってもそこは製薬メーカー、そこそこ売り上げもあるのだろう、広いフロアに大勢の社員がいて、朝から忙しそうに仕事を始めてる。

 加藤も自分の机に鞄を置いて、部屋を出ていった。

(どこへ行くんだ?)


 出社早々、加藤が向かったのは別の階の部長室と書かれた部屋だった。

コンコン

「失礼します」

「部長、おはようございます」

「あぁ、おはよう、昨日の電話の件、今日中になんとかしてくれ、頼んだぞ」

「今日中ですか・・わかりました」

 (う~ん、今日中になんとかか・・加藤の顔を覗くと少々困り気味といった感じだな)

 さらに顔を見ると、困り具合がハンパない感じ・・

(あぁ、これ、なんとかならなそうなヤツだな・・)

 やや沈んだ感じで部長室を出る加藤だったけど、なんかイヤな感じのオーラが出てる・・このオーラもけっこう気になる。

 僕たちには人間の発するオーラを見ることのできる能力?も付いている、だからオーラを見ればその人間の良し悪しをある程度計ることが可能というわけ、

 この時の加藤のオーラの色は、まぁまぁ普通だったけど、やや悪い色も混ざっていた、しかし、人間というモノは多少の差はあれ、悪の部分がゼロなんてことはムリなので、この加藤のオーラの色はごくごく普通といえる。


 その日の午後、加藤は外回りなのか、外出した。

(営業にでも行くのかな?この業界は決まった取引先へ定期的に廻るルート営業ってモノがあるらしいから、それかな?)

 加藤はクルマは使わず電車で移動してる、まぁ都会ではクルマより電車のほうが早く移動できることも多いからだろう。

 それに加藤の勤めてる会社の取引先はその多くが中間商社や総合病院/医療系の研究所らしいから、電車移動がメインなんだろうとも想像できる。

 僕は電車で移動する加藤のそばを離れず、行動を監視していた・・


 加藤は電車を2回乗り換えて山手線の高田馬場で下車、駅前からタクシーを使い5分ほどの場所でタクシーを降りた・・・


こんばんは、菊宮える と申します。

1~3話を読んで下さった皆様、どうもありがとうございました。

今話が初めてという皆様、お立ちより下さり、ありがとうございます。

まだまだ書き始めで、どんな感じに書き進めればいいのか、手探り状態

の菊宮です^^


2日前に3話目を投稿したばっかりなんですけど、それから2日で4話目を

投稿できました~ (*^^*)//

これはお話を作るのが初めてのわたしにとって奇跡のようなことなんですけど、

これにはお話を投稿してるお友達 和泉まや ちゃんのサポートが大きな

助けになってくれました。

これからもできるだけ間隔が空かないように投稿するようにしようと

思ってますので、次もどうぞよろしくお願いします!!


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