~いまの僕は・・~
僕はカセダユウト、異界に転生?し、死者の生前の行いを調査するという仕事をしてる。
この仕事をしてるのは僕以外にもかなりの数がいて、僕もその数はまだ知らない。
一日に死ぬ人間の数は日本はだいたい3~4千人、この全ての魂が僕のいる所を通過して、天国とか地獄とかと呼ばれてる冥府へ向かうことになってる。
あぁ、忘れてた、現世と冥府の境界にあるここは「裁場」とか「裁きの場」と呼ばれてる、ここでの評価で天国行きor地獄行きが決まるんだからそのものズバリな名前と言えなくもない・・
今日も多くの魂がやってくる、魂がこの場にやってくるということは、即ちその魂が宿っていた身体が死んだことを示してるということ・・・
「さて、今日僕が担当する魂さんはどこにいるかなぁ??」
「おい、ユウト、今日おまえの担当する者の情報だ、目を通しておけ」
「あ、はい!」
今のは僕の上司の、監察官さん、僕は渡された資料から今日担当する魂さんの基本的な情報を得る、ここでその魂さんが生前良い人だったのか、悪い人だったのか、大まかなことを知ることができる、しかし、ほとんどの場合、そのままの評価では終わらない。
「あぁ、ユウト、今日の者は仕事に問題ありとなってる、そこらへん、しっかり調査してくれ」
(仕事か・・)
「はい! 承知しました!」
そうなのだ、いまの人間は80~90年くらいの寿命がある、なかにはもっと長く100才を超える人も時々いたりする、そんな長く生きてる間には、だれしも何かしら悪さだったり、違法なことをしてしまうモノ、それを調査して報告し、さらに評決を少しでも良い方向へしてあげられればと思っている。
さっそく僕は仕事を始める、まずは担当する魂さんの過去を調査しに、少~し昔の人間界へタイムスリップ!
と言ってもアニメや特撮とかに出てくるような派手なアクションや特殊効果は一切無~し! この「裁きの場」の隅にあるドアを開けると、そこはもう今僕が行こうとしてる時間の人間界になってる、めちゃくちゃ簡単!ドラ〇もんのどこでもドアのリアル版みたい(笑)
皆様、はじめまして、菊宮える と申します。
少し前からこちらに投稿を始めたばかりの初心者です。
どうぞよろしくお願いします。
まだまだ、お話をうまく作れず、1話目を投稿してからずいぶんな
間隔が空いてしまって1話目を読んで下さった方には申し訳ありませんでした。
やっと2話目を投稿できました~^^
これからはもっと早く次のお話を投稿できるようにしたいのですが、
どうなるか、わたし自身も判らないし、自信もほとんどないし・・・
でも、途中で投げ出すようなことはしないつもりですので、
どうぞよろしくお願いします!!!
では、次話もよろしくお願いします!