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~少しづつ判ること~

 加藤という人間の行動観察を始めて、一人じゃ難しいと思い、ダメ元で助手がほしいと上司に要求したら、あっけなく助手が付いた、今までも何度か同様なことを要求したことはあったけど、こうも簡単に要求が通ったことは無かったから、ちょっと驚いた・・・


 そんな助手のアユミが助手についてくれた翌日・・

 

>加藤の会社

僕と助手のアユミはいつもの通りステルス状態で加藤のオフィスへ潜入していた・・


「じゃあ、早速だけど、あそこにいる加藤っていうオッサンの尾行を頼むよ、そろそろ外回りに出るはずだからね。僕はもうひとりの神田っていうヤツのほうに行ってみるから」

「はい! アユミ、これより加藤の素行調査に入ります!」

アユミは僕の指示に元気よく返事を返してくれた、いや元気良すぎ・・

「あ。あぁ、頼むね、それとアユミ君、そんなに元気に返事しなくてもイイよ」

「えぇ~、そうですか~、わたし元気なほうがいいかなぁ~って思ってたんですけど~・・・」

「まぁね、でも今みたいだと軍隊っぽいよ、ね?」

「判りました、次から変えてみようと思います」

「そうしてくれると嬉しいよ、アハハ」

(次はどんな挨拶になるのか、それはそれで微妙に心配な気が・・)


 それから数日、僕とアユミは完全に別行動で加藤と神田の素行と何をしてるかを調査した・・・

 その結果、いろいろ分ったことがあった・・


 まず、加藤と神田はある新薬の開発のために共同で研究をしている関係ってこと、次にその新薬は他のどの薬より注目されていて、もし完成すれば莫大な富が転がり込むといわれている、しかし、そのぶん、開発費も膨大に掛かっている、だからこそ絶対に失敗できないということで、一部違法な方法も使わている、それは政府の一部の人間も見て見ぬふりをしてるらしい・・・

「金に目がくらむとはこのことか・・」

 この一件に絡んで、数人の若者が亡くなっている、正確に言えば、新薬開発のため人体実験に使われ死んだのだった。

 そんな状況の中、この新薬開発の違法性に対して加藤のなかに葛藤や動揺が生まれてきていたようだ・・・

「加藤が調査対象になった理由がなんとなく判ってきた気がする・・」


読んで下さった皆様、どうもありがとうございます。

まだまだ始めたばかりだし、定期的な投稿もできてないし、グタグタなんですけど、そんなわたしのお話を読んで下さってる方がいらっしゃってくれてホントに嬉しいです!!


次話も、またその次も、皆様に読んで頂けるよう頑張ります!!

次話もどうぞよろしくお願いします!!!!


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