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~助手が欲しいかも・・~

 早稲田近くの感染研、その地下でなにやら得体の知らない実験のようなものが密かに進められてるようだ・・・


 そこの研究者らしき男、神田が製薬メーカーの営業社員の加藤にファイルをみせた。

 見るとそれは若者ばかり載っている謎のファイル、感染研では何の研究開発が進められてるのか・・・


 神田が加藤に見せたファイル、僕は脇からそれを盗み見た、そこにはまだ十代半ばと思われる男子/女子の名前と経歴、家庭環境から学校の成績、セックス経験の有無など、個人情報がびっりし書き込まれていた。

(どこでこんなもの集めてくるんだ? これはキナ臭いな・・)

 僕はこの場の空気から、何やらただならぬモノを感じて、加藤に張り付いてしっかりことの成り行きを確かめようと決めた。

 まぁいつもしっかりみてはいるんだけど、今回はいつも以上に危険のレベルが高いように感じてしまったからだ。


(できれば助手がほしいくらいな気もするな・・頼んでみるか?)

 僕の仕事は時として、一人ではカバーできないこともある、そういう時は上司である監察官に助手の手配を頼むことができる。

・・・・・・ (思考通信で上司に依頼)

 僕は久々に助手の手配を頼んでみた、まぁ、頼んでも実際に助手がくるのは2回に1回くらい、あの世でも人手不足ってことみたいだ。


 僕はその後も加藤の行動の監視を続けていた、そうするうちに徐々に加藤が関っている本業以外のこと、早い話がヤバいことのアウトラインのようなモノが見えてきた。


 そんなある日、僕に助手が付いた・・

「え~と、ユウトさんですよね? わたし、助手として派遣されましたアユミです」

 突然だったし、まさかこうも簡単に助手が付くとは思ってなかった僕はメチャ驚いてしまった。

「え? えぇ~ッ?! じょ、助手って、ホントに付いた?」

「えぇ、わたしはユウトさんの助手ですよ、フフフ」

 彼女はアユミと言い、僕より背丈は低く、可愛い女子って感じでグッド! それに一番驚きだったのは、彼女は僕とは違い、生きてる人間から見えるようになることも可能とのことだ、一般的に僕のような仕事では、調査対象に見つからないほうがイイので、現世の人間には見えないのが普通だんだけど、彼女は助手を専業にしてるため、必要に応じて認識/非認識を使い分けることができるらしい。

「なので、わたしのこの特技も調査に役立ててもらえると嬉しいです! ウフフ」

 彼女はこう言いながら、やわらかい微笑みをみせた。

(わぁ~。メッチャ可愛いじゃん! ついに僕にも春が来たか~ッ? ってもう死んでたんだっけ・・)


皆様、いつも読んで頂いて、ありがとうございます。

また、初めて読んで下さった皆様、読んで下さりありがとうございます。


やっと10話まできました~^^

と喜んでるのはわたしだけっぽいですけど、お話の投稿の先輩の和泉まやちゃんも

メチャ喜んでくれてます!

これからはできるだけ早くお話を進めていければと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

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