表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時を駆ける物語  作者: シグルド
9/28

時を駆ける物語9

お城に着いたメイは、王様と会い。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第9話:結婚


「君がガラスの靴の持ち主か。」


王様の言葉にメイは頷く。


「それでなのだが、王子の妃になっては頂けないか?」


メイは困ったような顔をする。


「メイさん、意中の方でも…?」


メイは首を横に振る。


「ごめんなさい、王様、王子様、私は平民です。

王子様には似付かわしくありません。」


アレン王子はメイを見て。


「身分か…。」


王様は手を合われ肘を付く。


「我が亡き妻、ビアンカ女王は、元々平民の出だ。」


メイは口に手を当て驚く。


「だから、身分は気にしてはいません。」


アレン王子はメイの手を取り。


「私の妃になってきた頂けますか?」


メイはそれでも考える。


「失礼するよ。」


メルシーが現れる。


「メルシーどの!」


アレン王子は振り返り驚く。


「メイ、周りは気にしなくて良いわよ。

メイ自身の幸せの為なのだから。」


メルシーはメイに近付く。


「お婆さん…。」


メルシーは頷く。


「王子様、貴方の妃に…。」


メイは頬を赤らめる。


「これで、決まりだな。」


王様は笑顔になる。

こうして、メイはアレン王子の妃になる事を決め、その日は馬車で帰りました。


━━━━━━━━━━


「ただいま帰りました。」


メイが家に戻ると。


「メイ、王子様との結婚は決まったの!?」


メイは頷く。

母が笑顔で迎える。


「そう、これで私達は貴族の仲間入りなのね。」


母はメイの祝福をせず、貴族になれる事を喜ぶ。


「メイの婚約は決まったけれど、貴族にはなれないわよ。」


メルシーが入ってくる。


「ど、とういうこと!」


母は驚きメルシーを見る。


「メイは王族に入るけど、親族は別よ。」


母は頭に手を当て膝をから崩れ落ちる。


「か、母様!」


マリーとダリアが母へ駆け寄る。


「メイ、おめでとう!」


パパが祝福する。


「パパ、ありがとう!」


メイはパパと抱き合う。


━━━━━━━━━━


1か月が経ち。

お城ではアレン王子とメイの結婚式が行われています。


「王子はメイを幸せにすると誓いますか?」


牧師がアレン王子に問う。


「誓います。」


アレン王子は誓いを述べる。


「メイは王子を幸せにすると誓いますか? 」


メイは誓いを述べる。


「指輪の交換を。」


アレン王子とメイはお互いに指輪を填める。


「これで、神に認められました。

夫婦に祝福の拍手を!」


周りから沢山の拍手を受け、結婚式が行われました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ