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時を駆ける物語  作者: シグルド
3/28

時を駆ける物語3

食べられてしまったメイとお婆様の運命は…。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第3話:猟師とオオカミの腹の中


オオカミの腹の中。


「まあ、メイ貴方もオオカミに!?」


メイは頷き。


「お婆様!?」


メイとお婆様は抱き合い。


━━━━━━━━━━


お婆様の家の前を通る猟師。

家から聞こえる鼾に…。


「すごい鼾だなぁ。」


気になった猟師が家の窓から覗き込む。


「オオカミだって!?」


猟師は驚き腰を抜かした。


「こ、この家はお婆さんが住んでたはず。」


猟師は静かに家の中へ。


「飲み掛けの葡萄酒…。」


何処からともなく。


「助けてー!」


猟師は声に気付く。


「ん、オオカミの腹から声?」


猟師はオオカミの腹に耳を近付ける。


「助けておくれー!」


猟師は手持ちのナイフで、オオカミの腹を切る。

すると、中からメイとお婆さんが出てきた。


「猟師さん。」


猟師は指を口に当て。


「しー、静かに…。」


猟師とメイとお婆さんが一度外に出る。


━━━━━━━━━━


「オオカミの腹の中に入れる石を。」


メイは猟師を家の裏庭に連れていき、沢山の石や虫を運んできた。


「これだけあれば良いだろう。」


猟師とメイとお婆さんが家の中に入る。

そして、腹の中に運んできた石や虫を入れ、針と糸で縫いました。


「これで良し。」


再び家から出て影から観察する。


「ふぁー、良く寝た。」


オオカミが起き上がる。


「喉が乾いた。」


オオカミが外の井戸で水を飲もうとした時。


「い、痛てて!?」


腹の中で虫達が刺したり噛んだりと暴れ回る。


「痛たた!?」


オオカミが腹を押さえた拍子に、足を滑らせ井戸に落ちる。


「わっ、わー!」


(ボチャーン!)


水しぶきが上がる。

暫くするとオオカミの暴れ回る音が消えました。


次の日、猟師をメイとお婆さんが招き、アップルパイや葡萄酒を一緒に食べました。

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