時を駆ける物語27
ここは小人の家。
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第27話:晩餐会
ソニアとミラ王子は、これまでの事を話した。
「良かった、良かった。」
小人達は口々に喜ぶ。
「今日は報告と、城での晩餐会の招待状を持ってきたんです。」
センセーイが招待状を受け取る。
「なんて書いてあるんだ?」
周りが口々に尋ねる。
「『今回の事のお礼がしたいので、城へ招待します。』って書いてあるよ。」
小人達は喜び合う。
「来てくださいますか?」
ソニアが尋ねる。
「行かせて頂きます。」
センセーイが返事をする。
「ご馳走だ、ご馳走だ。」
小人達は大喜び。
「それでは、当日に馬車で迎えに行きますね。」
ソニアが笑顔で話す。
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数日後、小人達は馬車で城へやって来た。
「小人さん達、ようこそいらっしゃいました。
今日は楽しんでくださいね。」
ソニアが出迎える。
小人達は上機嫌で会場に入る。
「こりゃすごい!」
小人達は人やご馳走の豪華さに圧倒される。
「貴方達がソニアを助けてくれた小人さんだね。」
サモア王が声を掛ける。
「は、はい。」
小人達は驚き固まる。
「貴殿方の為に開いた晩餐会だ、頼んでくれたまえ。」
サモア王は笑顔で行ってしまった。
「はあ、驚いた。」
小人達は胸を撫で下ろす。
「小人さん達、どんどんご馳走を食べてください。」
兵士に言われ、小人達はご馳走をたらふく食べました。




