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時を駆ける物語  作者: シグルド
22/28

時を駆ける物語22

狩人の嘘がバレ、ロゼッタは…。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第22話:老婆と林檎


兵士により狩人は捕らえられ、ロゼッタの前に連れて来られる。


「よくも私に嘘を申したな!」


ロゼッタは怒りを露にする。


「白雪姫は何処に隠した!」


狩人は口を閉じたままだ。


「こやつを牢屋に入れ居場所を吐かせるのだ。」


兵士は狩人を連れて行った。


━━━━━━━━━━


狩人の尋問とは別に、兵士に白雪姫の捜索を命じたロゼッタの元に、数日後、情報がもたらされた。


「ロゼッタ女王陛下、白雪姫様を見つけました。」


ロゼッタは兵士に近付き。


「して、白雪姫の居所は?」


ロゼッタは笑みを浮かべる。


「森の奥に居る小人達と暮らしております。」


ロゼッタは兵士を下げ。


「白雪姫、貴方に良い物を贈るわ。」


ロゼッタは不適な笑みを浮かべた。


━━━━━━━━━━


ソニアと小人達は、静かに暮らしていました。


「小人さん達、行ってらっしゃい。」


小人達は手を振って仕事に出掛けて行った。


「今日も頑張らないと。」


ソニアは家事に取り掛かる。


━━━━━━━━━━


ロゼッタは城を抜け出し、老婆に変装し、森に入って行きました。


「イヒヒヒ、白雪姫は何処かしら…。」


ロゼッタは森の奥へ進んで行く。


すると、小人の家が見えてきた。


「あら、お婆さん、森の奥までどうしたの?」


ソニアは老婆を見つけ尋ねる。


「美味しい林檎はいかがかな?」


ロゼッタは林檎を1つソニアに渡します。


「まあ、赤くて大きな林檎。」


ロゼッタが試食を促すと、ソニアは一口噛りました。


「甘いです…ね…。」


ソニアは倒れてしまいました。


ロゼッタが渡した林檎は毒林檎だったのです。


「これで私が一番美しいわ。」


ロゼッタはソニアをそのままに、森を出ていきました。

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