時を駆ける物語22
狩人の嘘がバレ、ロゼッタは…。
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第22話:老婆と林檎
兵士により狩人は捕らえられ、ロゼッタの前に連れて来られる。
「よくも私に嘘を申したな!」
ロゼッタは怒りを露にする。
「白雪姫は何処に隠した!」
狩人は口を閉じたままだ。
「こやつを牢屋に入れ居場所を吐かせるのだ。」
兵士は狩人を連れて行った。
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狩人の尋問とは別に、兵士に白雪姫の捜索を命じたロゼッタの元に、数日後、情報がもたらされた。
「ロゼッタ女王陛下、白雪姫様を見つけました。」
ロゼッタは兵士に近付き。
「して、白雪姫の居所は?」
ロゼッタは笑みを浮かべる。
「森の奥に居る小人達と暮らしております。」
ロゼッタは兵士を下げ。
「白雪姫、貴方に良い物を贈るわ。」
ロゼッタは不適な笑みを浮かべた。
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ソニアと小人達は、静かに暮らしていました。
「小人さん達、行ってらっしゃい。」
小人達は手を振って仕事に出掛けて行った。
「今日も頑張らないと。」
ソニアは家事に取り掛かる。
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ロゼッタは城を抜け出し、老婆に変装し、森に入って行きました。
「イヒヒヒ、白雪姫は何処かしら…。」
ロゼッタは森の奥へ進んで行く。
すると、小人の家が見えてきた。
「あら、お婆さん、森の奥までどうしたの?」
ソニアは老婆を見つけ尋ねる。
「美味しい林檎はいかがかな?」
ロゼッタは林檎を1つソニアに渡します。
「まあ、赤くて大きな林檎。」
ロゼッタが試食を促すと、ソニアは一口噛りました。
「甘いです…ね…。」
ソニアは倒れてしまいました。
ロゼッタが渡した林檎は毒林檎だったのです。
「これで私が一番美しいわ。」
ロゼッタはソニアをそのままに、森を出ていきました。