時を駆ける物語21
ソニアは小人と暮らして1ヶ月が過ぎた。
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第21話:鏡
ハルミア国内ではソニア行方不明の噂が流れ、捜索が続けられていた。
「ソニアは一体何処に…。」
サモア王は気を落としていた。
「きっと見つかりますわ。」
ロゼッタは不適な笑みを浮かべながらサモアを励ます。
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森の奥では、小人達は朝に出掛け、仕事をしている。
「白雪姫が元気になって良かった。」
センセーイが話す。
「でも、城に帰れないのは可哀想だよ。」
テレンスケーは心配そうに答える。
「俺達が王様に言うのは?」
クッシャミーが提案する。
「ダメだろ、お妃が居るんだから。」
オコリンボーが反対する。
「僕達で守れば良いさ。」
ゴキゲンキが答える。
小人達は森の中で仕事をしながら話し合う。
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「今日も小人さんの家をお掃除しないと。」
ソニアは腕を捲り、小人達の布団を洗濯する。
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数日が過ぎたある日。
「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰かしら?」
ロゼッタは鏡に尋ねます。
「ロゼッタ様でわなく、白雪姫様です。」
ロゼッタは驚いた。
「狩人め、嘘をついたな!」
ロゼッタは怒りで鏡を壊してしまいました。
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捨てられた鏡から、ドロシーの魂が飛び出した。
「ロゼッタめ、許さないからね!」
ドロシーの魂は、ロゼッタのネックレスに乗り移りました。
「私を身に付けたら呪ってやる!」
ネックレスは赤く光った。




