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時を駆ける物語  作者: シグルド
21/28

時を駆ける物語21

ソニアは小人と暮らして1ヶ月が過ぎた。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第21話:鏡


ハルミア国内ではソニア行方不明の噂が流れ、捜索が続けられていた。


「ソニアは一体何処に…。」


サモア王は気を落としていた。


「きっと見つかりますわ。」


ロゼッタは不適な笑みを浮かべながらサモアを励ます。


━━━━━━━━━━


森の奥では、小人達は朝に出掛け、仕事をしている。


「白雪姫が元気になって良かった。」


センセーイが話す。


「でも、城に帰れないのは可哀想だよ。」


テレンスケーは心配そうに答える。


「俺達が王様に言うのは?」


クッシャミーが提案する。


「ダメだろ、お妃が居るんだから。」


オコリンボーが反対する。


「僕達で守れば良いさ。」


ゴキゲンキが答える。


小人達は森の中で仕事をしながら話し合う。


━━━━━━━━━━


「今日も小人さんの家をお掃除しないと。」


ソニアは腕を捲り、小人達の布団を洗濯する。


━━━━━━━━━━


数日が過ぎたある日。


「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰かしら?」


ロゼッタは鏡に尋ねます。


「ロゼッタ様でわなく、白雪姫様です。」


ロゼッタは驚いた。


「狩人め、嘘をついたな!」


ロゼッタは怒りで鏡を壊してしまいました。


━━━━━━━━━━


捨てられた鏡から、ドロシーの魂が飛び出した。


「ロゼッタめ、許さないからね!」


ドロシーの魂は、ロゼッタのネックレスに乗り移りました。


「私を身に付けたら呪ってやる!」


ネックレスは赤く光った。

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