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時を駆ける物語  作者: シグルド
2/28

時を駆ける物語2

オオカミがお婆様の家に…。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第2話:偽お婆様


メイはお婆様の家へ向かっていた。


━━━━━━━━━━


その頃オオカミはお婆様の家にたどり着く。


(コンコン。)


オオカミが扉をノックする。


「どなたかしら?」


お婆様が扉に近づく。


「赤頭巾ちゃんですわ。」


オオカミがメイのフリをして答える。


「メイね、今開けるわね。」


お婆様が鍵を外して扉を開けると、そこに居たのはオオカミだった。


「まあ!オオカミ!?」


お婆様が声を上げる間もなく、オオカミがお婆様を丸飲みした。


「げぷっ!赤頭巾ちゃんが来るのを待つかな。」


オオカミはパジャマを着て布団に入る。


━━━━━━━━━━


メイは出来事を知らず、お婆様の家に到着した。


(コンコン)


メイは扉をノックする。


「はい、どなたかしら?」


お婆様に化けたオオカミが答える。


「メイです。

お菓子と葡萄酒を持って来ました。」


オオカミが答える。


「鍵は開いているよ。」


メイは、扉を開ける。


「お婆様、どうして寝ているの?」


オオカミは咳をして。


「風邪を引いてしまってね。」


メイは、バスケットをテーブルに置き、ベッドに近づく。


「お婆様、どうしてそんなに目が大きいの?」


オオカミはメイを見て。


「お前をしっかり見るためだよ。」


メイはまた質問する。


「お婆様、どうして手が大きいの?」


オオカミはメイの手を握る。


「お前を抱きしめるためだよ。」


メイはニコッと笑い。


「お婆様、どうしてそんなに口が大きいの?」


オオカミは少し黙った後。


「お前を、食べるためだ!」


オオカミはベッドから飛び起き、メイに襲いかかる。


「キャー、オオカミ!?」


メイは逃げようとするが、オオカミはメイを丸飲みした。


「旨そうなアップルパイと葡萄酒だ。」


オオカミはメイが持ってきたアップルパイと葡萄酒を食べた。


「食ったら眠くなってきた。」


オオカミはそのままベッドで寝てしまった。

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