時を駆ける物語15
ドロシーを倒したサマルは、ドロシーの後ろの扉を開ける。
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第15話:目覚めと婚約
「オーロラ!」
ウェストは玉座の前に置かれたベッドに寝かされたオーロラ姫に近付く。
周りにはアレン王やメイ女王達も寝ている。
「サマル、姫にキスを。」
サマルは、オーロラ姫にキスをしました。
すると、オーロラ姫から黒い光が消えていった。
「オーロラ姫様!」
オーロラ姫の目がゆっくり開く。
「サ、サマル様…?」
オーロラ姫はゆっくり起き上がり周りを見渡す。
「お城…?」
ウェストはオーロラ姫を抱き締める。
「姫様、姫様!」
オーロラ姫は驚く。
「ウェスト!?ど、どうしたの!?」
ウェストはオーロラ姫の中で泣いている。
「ん、私はここで…。」
アレン王が目を覚ます。
「お、オーロラ無事だったのか!」
そして、国中の者が目を覚ましていきました。
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皆が目覚めた後、ウェストとサマルはこれまでの経緯を話しました。
「ドロシーがドラゴンだったとわ。」
周りもザワザワする。
「サモアよ、ウェストとよくやってくれた。
バルサミコ王にも礼を言っておいてくれ。」
サモアは頭を下げる。
「お父様、サモア様と結婚させて頂きたいです。」
オーロラ姫が立ち上がる。
「良いのでわ?
オーロラを眠りから助けて頂いたのですし。」
メイ女王はアレン王に話す。
「まあ、お互いとバルサミコ王が良いのであれば。」
こうして、サモアは急いで帰り、オーロラ姫との結婚が決まりました。