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時を駆ける物語  作者: シグルド
13/28

時を駆ける物語13

眠りについてから暫くすると。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第13話:ドラゴン


(ギィー!)


扉が開く音がして、ウェストが入って来ました。


「まあ!オーロラしっかりして!」


ウェストが揺すっても起きません。


「も、もしかして!」


ウェストは床に落ちている林檎を見つけました。


「どうしましょう…。」


ウェストは、妖精達を呼びました。

そして、妖精達の考えで、国中の生き物を全て眠らせる事にしました。


━━━━━━━━━━


妖精達の魔法で国中の生き物を眠りましたが、魔法使いドロシーは眠りませんでした。


「妖精達め、仕方ないわね…。」


ドロシーは、老婆に化けて、城に入り、城壁や城内を茨で包み込みました。


━━━━━━━━━━


妖精達は周りの国に散らばりました。

そして、5年の時が流れ…。


ハルミア国でサマルと暮らしていたウェストは、オーロラ姫の事を話した。


「なんと!あの時出会っていたのが、姫様だったなんて!」


サマルはハルミア城へ急いだ。


━━━━━━━━━━


ハルミア国の国王『バルサミコ3世』にサマルがウェストの話を伝え、ドロシー討伐に向かう。


━━━━━━━━━━


城に近付くにつれ、茨が深くなっていく。


「茨だらけで歩き辛い。」


ウェストは魔法で少しずつ茨を避け道を作っていく。


「とりゃー!」


サマルは残りの茨を切っていく。

最後の茨を切ると、前に城が現れた。


「よく茨を抜けて来たわね。」


扉の前にドロシーが現れた。


「ドロシー、やはりあなたの仕業だったのね。」


ドロシーは不適な笑みを浮かべる。


「国中を眠りについてから着かせたのはあなたじゃない!」


ドロシーはウェストに杖を指す。


「ドロシーとやら、討伐をさせてもらう。」


サマルが剣を構える。


「ふん、私を倒せるかしら。」


ドロシーは首の鎖を契ると、体が大きくなり、ドラゴンになった。

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