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時を駆ける物語  作者: シグルド
12/28

時を駆ける物語12

6年が経ち、今日は運命の16才の誕生日。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第12話:林檎


昨年に国にある糸車や全ての針を燃やしたり溶かしたりして、対策をとりました。


「対策は念入りに行った。」


アレン王はメイ女王と話す。


「はい、今日を乗りきれば、オーロラも。」


メイはアレンの手を握る。


「アレン王、大変でございます。」


兵士が駆け込んでくる。


「オーロラ様がウェスト様の家から消えました。」


アレンは立ち上がる。


「なんだと!それでオーロラは何処に!?」


メイは顔を隠す。


「今、兵士と妖精様により捜索をしています。」


アレンは、探しに出ようとする。


「アレン王!なりません。」


大臣が引き止める。


「ええい!行かせろ!オーロラを捜さねば!」


メイがアレンを手を掴み止める。


「アレン、ドロシーは!?」


アレンは兵士に。


「ドロシーを今すぐ捕らえよ!」


兵士は一目散にドロシーの住む『マレフィセン塔』へ向かった。


━━━━━━━━━━


その頃、オーロラ姫は。

家をコッソリ抜け出し、帽子を被り町服に着替えて町へ来ていました。


「ウェスト怒るかな…。」


ちょっぴり不安を持ちつつも歩いていると。


(ドン!パサッ!)


出会い頭にぶつかってしまいました。


「ご、ごめんなさい!」


オーロラは謝ります。


「此方こそ前を見てなくて…。」


オーロラが男に手を差し伸べる。


「私の名前はオーロラ、姫様と同じ名前なのです。」


オーロラは手を差し伸べる出して握手を求める。


「僕の名前はサマルです。」


サマルは手を出し握手する。

この、サマルは実は隣国『ハルミア国』の王子でした。

彼もお忍びでこの町へ来ていたのです。


(ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!)


兵士達が動き回っています。


「何かあったのでしょうか。」


サマルは少し不穏な気配を感じる。


「今日はオーロラ姫様の誕生日ですから、何かされるのでわ。」


サマルは目の前の店で林檎を買い、オーロラに渡す。


「僕は、ハルミア国に帰ります。」


サマルはお辞儀をする。


「また会えると良いですね。」


オーロラもお辞儀をして、2人は別れるのだった。


━━━━━━━━━━


兵士達はマレフィセン塔に着くと


「ドロシー様、あなたを拘束します。」


ドロシーを捕らえるのだった。


━━━━━━━━━━


ドロシーを王宮に連れて帰った。


「ドロシー、オーロラを何処へやった!?」


アレンはドロシーの前に立つ。


「姫様?私は知らないね!」


ドロシーはプイッと横を向く。


「白を切るでない!」


アレンは錫杖をドロシーに向ける。


「本当に知らないよ!

ただ、林檎を噛っていなければ無事だろうけどね。」


ドロシーは不適な笑みを浮かべる。

「ドロシーを尋問して、吐かせろ!」


アレンは兵士に命じ、玉座に座る。


「一体、オーロラは何処に居るのだ…。」


━━━━━━━━━━


オーロラはウェストの家に帰ってきた。


「頂いた林檎を食べましょう。」


オーロラは林檎を切った後、テーブルで食べる。

すると、歯に当たる物が…。

何か光る物が。


「何かしら…。」


オーロラは指で摘まもうとした時でした。


「痛っ!」


オーロラは指を突いてしまったのです。

オーロラはそのまま眠りに入ってしまいました。

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