時を駆ける物語12
6年が経ち、今日は運命の16才の誕生日。
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第12話:林檎
昨年に国にある糸車や全ての針を燃やしたり溶かしたりして、対策をとりました。
「対策は念入りに行った。」
アレン王はメイ女王と話す。
「はい、今日を乗りきれば、オーロラも。」
メイはアレンの手を握る。
「アレン王、大変でございます。」
兵士が駆け込んでくる。
「オーロラ様がウェスト様の家から消えました。」
アレンは立ち上がる。
「なんだと!それでオーロラは何処に!?」
メイは顔を隠す。
「今、兵士と妖精様により捜索をしています。」
アレンは、探しに出ようとする。
「アレン王!なりません。」
大臣が引き止める。
「ええい!行かせろ!オーロラを捜さねば!」
メイがアレンを手を掴み止める。
「アレン、ドロシーは!?」
アレンは兵士に。
「ドロシーを今すぐ捕らえよ!」
兵士は一目散にドロシーの住む『マレフィセン塔』へ向かった。
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その頃、オーロラ姫は。
家をコッソリ抜け出し、帽子を被り町服に着替えて町へ来ていました。
「ウェスト怒るかな…。」
ちょっぴり不安を持ちつつも歩いていると。
(ドン!パサッ!)
出会い頭にぶつかってしまいました。
「ご、ごめんなさい!」
オーロラは謝ります。
「此方こそ前を見てなくて…。」
オーロラが男に手を差し伸べる。
「私の名前はオーロラ、姫様と同じ名前なのです。」
オーロラは手を差し伸べる出して握手を求める。
「僕の名前はサマルです。」
サマルは手を出し握手する。
この、サマルは実は隣国『ハルミア国』の王子でした。
彼もお忍びでこの町へ来ていたのです。
(ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!)
兵士達が動き回っています。
「何かあったのでしょうか。」
サマルは少し不穏な気配を感じる。
「今日はオーロラ姫様の誕生日ですから、何かされるのでわ。」
サマルは目の前の店で林檎を買い、オーロラに渡す。
「僕は、ハルミア国に帰ります。」
サマルはお辞儀をする。
「また会えると良いですね。」
オーロラもお辞儀をして、2人は別れるのだった。
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兵士達はマレフィセン塔に着くと
「ドロシー様、あなたを拘束します。」
ドロシーを捕らえるのだった。
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ドロシーを王宮に連れて帰った。
「ドロシー、オーロラを何処へやった!?」
アレンはドロシーの前に立つ。
「姫様?私は知らないね!」
ドロシーはプイッと横を向く。
「白を切るでない!」
アレンは錫杖をドロシーに向ける。
「本当に知らないよ!
ただ、林檎を噛っていなければ無事だろうけどね。」
ドロシーは不適な笑みを浮かべる。
「ドロシーを尋問して、吐かせろ!」
アレンは兵士に命じ、玉座に座る。
「一体、オーロラは何処に居るのだ…。」
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オーロラはウェストの家に帰ってきた。
「頂いた林檎を食べましょう。」
オーロラは林檎を切った後、テーブルで食べる。
すると、歯に当たる物が…。
何か光る物が。
「何かしら…。」
オーロラは指で摘まもうとした時でした。
「痛っ!」
オーロラは指を突いてしまったのです。
オーロラはそのまま眠りに入ってしまいました。




