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プロローグ

『やっと…………』




『やっと買えたぞ〜!』

真っ黒な髪と白い肌、タレ目気味の新緑の眼を持った女子高校生、六弦奏(むつげん かなで)は、やっとの気持ちで買ったアコギを抱え感嘆していた。

『いや〜バイト頑張った甲斐がありましたな〜』

ありとあらゆる表情筋が緩みきった幸福感溢れる顔でそんな言葉を口にしていた。

『さて、早速家に帰って試し弾きしますかね』

奏は軽い足取りで家に向かっていた、が。

(え?)

目線がどんどん下へと倒れていく。そう、誰かに押されたのだ。

(は、最悪)

人の多い大きな交差点で転んだのだ、受け身を取るのは難しいと奏は判断した。

(せめてこのアコギだけは……)

奏はギターを抱きしめとっさに目を閉じた。

(あれ?痛く、ない?)

そう思い奏が目を開けると、

『ここ、どこ?』

目の前には、交差点とはまるっきり違う、青々しい草原が広がっていた。

(え?なんで、私さっきまでアコギを買って帰ってる途中で交差点で転んで)

『本当に、どういう事?』

どういうわけか分からず奏が混乱している時に、

『あの〜、ごめんなさいカナデさん』

ある人物が心底申し訳なさそうに奏に声をかけた。


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