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不思議な不思議な不思議ちゃん  作者: 茉莉まつる
5/20

第4話 普通に怖いんですけど

早く面白いところにはいりたいよー

今だっ、と思いのりばあに話しかけた。


否、話しかけようとしたが踏みとどまった。

なぜかと言うと、そう、何て話しかければいいかわからない。

別にガッツリコミュ障な訳じゃなくて、ちょっとコミュ障なだけなんだけどね。

でもやっぱりね、ほら、テスト中にヘッドバンギングする人だよ?

怖いじゃん?


そんなこんなで踏みとどまっていると、突然話しかけられた。

「貴様どけ、ごみくずが」

えっ!と思いながら自分の位置を確認してみると通路の真ん中に立ち往生していた。


あっ!すいません!!と言おうとして相手の顔を見た。

松本総一郎、中2からの友達が立っていた。

そしてごめんごめんと返した。

何でこんな返しかと言うとまあこの子とは長い付き合いだからだ。

さっきの、貴様どけ、ごみくずが、もわざとで本当にごみくずだと思っているわけではない······と思う······たぶん。


結局のりばあに話しかけることができずに給食の時間は終わった。


午後

5時間目は英語の実テ。

あー、英語とか意味不ー。

be動詞フ○ック。

現在完了フ○ック。

そんなこと言いつつもテストをときおえ······ていなかった。

まじで英語苦手なんだよねー。

本当、英語フ○ック。


別に見る必要ないけどちょっと気になって前を見てみた。

案の定、のりばあがヘッドバンギングしてた。

何回見ても笑えてくると同時に恐怖を叩き込んでくるので再び回答用紙に視線を戻してプルプル震えながら耐えるのだった。


「やめっ!」

テスト監督の先生の号令と同時に筆記用具と問題用紙を机のなかにしまう。

そして列の一番後ろの人が回答用紙を回収する。

俺は名簿番号が5番で1号車の一番後ろなので回収することになる。


表情が暗すぎて皆に心配されながら紙を整えて先生にわたす。

表情が暗すぎて先生に同情の視線を向けられながら席に戻ろうと踵を返したその時。

ジーーー

のりばあとガッツリ目があった。

ジーーー

どうしよう!どうしよう!

ジーーー

目をはなしても見てくるから気になってまた見ちゃう!

ジーーー

パッ!!

突然飽きたかのように目線を離した。

無機質な目だった。


下校中


「あー、嫌われたかなー、2日でクラスメイトに嫌われるなんてやだよー」

何て言いながらもっさんと歩いていたいた。

あっ、もっさんって松本総一郎のことね。

するともっさんが。

「知るかごみくず、そんなことより今季なに見てる?」

「今季はこ○すばしか見てないんだよねー」

この感じが好きなんだよねー、もっさんと話してるとやなこととかを大体(全部とは言ってない)忘れられる。

まあもっさんと話しててもなにも解決しないことがほとんどだから話終わったあと悩むんだけどね、気分転換には最高。


家についた頃には気分も明るくなっていて切り替えようと思うことができた。

まあある意味解決の手助けになっているのかもね。


明日も頑張ろう!


プロローグは続く。

ってゆうかどこから本編なのかわかんない。

主人公とのりばぐっ!ごほん!

何でもありません。


次話も読んでくれたら幸いです。

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