第15話 キチガイなのであって不思議ちゃんではない。
この小説を待っている人がいるとしたら非常に申し訳ないです。
ごめんなさい。
俺は受験生ということもあって塾に通っている。
駅前のヤバイお店がいっぱいあるところにある某有名進学塾である。
今日は月曜日なので本科授業があり、いつもどうり······ではないながらも頑張って来たのだが。
ジーーーー。
ジーーーー。
俺を見た学生達の目が殺気立っている。
ギューーッ。
いろんな意味で胃が締め付けられて非常に痛い。
そう、いろんないみで。
要するに物理的に締め付けられているってこと。
え?誰にかって?
こんなことするキチガイ一人しかいないでしょ。
そう、のりばあ。
今、のりばあは俺に抱きついている。
抱きついているのだが······腕力が。
水泳部という事もあり腕力が尋常じゃなくつよく、胃が口から飛び出そう······ってのは冗談にしても結構きつい。
ハッキリ言って止めていただきたい。
これハーレム物じゃなくてただのヤバイ変態キチガイ物になってる。
軌道修正しなければ。
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切り替えが驚くほど速いのりばあは、授業五分前になるとぱっと離れて自分の席についた。
まあ離れてくれたのはいいんだけど、怖いのは授業中だよな。
生憎今の隣の席はリア充爆破同盟の会長、鏡裕介だ。
視線が突き刺さると言うより肉を抉っていく、刺さるより痛い。
まあそれとなく受け流して反対を見ると。
ウザイ女子代表の岡部京子がいる。
言動とか色々ウザイとこはあるけど、なにが一番ウザイかってこの表情だよね。
人を小バカにしたような顔やがってっ!
後日胃潰瘍と診断されました。
題名と内容があってない。
別の考えるかないか。