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虚無世界  作者: 天神
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委員長のいない日

次の日から委員長は学校に来なかった。いつも俺達を怒っているがとくにウザくとも感じなかった。だからいないと凄く物足りなさがある。教室に委員長だけではなく他の生徒もいなくなったみたいな喪失感だ。 最初のうちは少し騒がれたが次第にそれは少なくなり誰も委員長のことは話さなくなった。

そんなことを感じながらも俺は普通の生活を続けていた。いつも通り学校に行き、いつも通り授業を受け、いつも通りハンバーガー屋で昼食をとり、いつも通り下校する。Gも最初は委員長のことを気にしていたが今ではみなと同じくなんにも話さなくなった。

そうそうテストのことなんだけど、今回はいい点数をとることができた。それは俺だけではなく学校全体で起こったようだった。全体的に難易度がひと学年落としたみたいな問題で多くの生徒がテスト問題が間違ってると指摘したが先生が揃って否定し生徒たちもすんなり納得した。

そんなことが起こったがいよいよ明日からは夏休みだ。果たして夏休みが終わったら委員長は学校に来るのだろうか?そんなことを思いながら俺は学校から家に帰るはずだった。

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