なにもない部屋
俺は委員長を助けたい。
あの時捕まっていた俺をたった1人で危険を省みずに助けてくれたみたいに。
けど俺に助けられるのか、たった1人で?だけど今はこんな弱音を吐いてる暇はない。今すぐにでも助けにいきたい。
だけど今は無理だ。何故ならもう体が動かない。東京であれを見つけてからいてもたってもいられずにここまできたのだからもう体はもうへとへとだ。今日はここで休ませていただこう。
ここにいるとあの日のことを思い出す。今はなにもない部屋だったが俺が前に寝泊まり時は回りには壁が見えないほどに並べられた武器が大量にかざってあった。あの時はそんなことは思ってなかったが武器の中にあったポスターは数少ない女子高生の部屋要素(絵柄は別として)だった。
本当にあの時は眠れなかったな。委員長ったら布団が1枚しかないからって一緒の布団で寝るはめになったのだから。
俺は布団は要らないって言ったのに委員長が
「そんなことできるわけないでしょ、一応お客さんなんだから…それに…」
あの後委員長はなんて言いたかったんだろう。助け出したら聞いてみるか。
その後一緒に布団に入って…いやそれからとても恥ずかしくて言えない!けど決してそんなことはしてないので期待しないでくれ。
そんなことを思いだしたながら床で寝る。あの時とは違い布団もなければ隣で寝てくれる人もいない。そんなことを考えると自然と涙が流れてきた。
なにもない部屋で1人で泣いている俺の声だげが響いていた。
そして朝、せっかく一晩泊めてくれた部屋だ。委員長が帰ってきた時に汚れていたらびっくりするだろう。俺は出来る限りの掃除をした。来た時よりも美しくだ。
「さて、行くか!」
さあ委員長を助けに行こう。




